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- > ランダムハウス講談社文庫
内容説明
今なお私淑されつづける作家・中島敦。遺された数少ない作品中でも、特に誉れが高い「李陵」「山月記」をはじめ、中国を舞台にした作品八編を精選した。古典に範を求めながらも、自在の解釈の腕を振るい、描き出す奇想の数々。「古典」のイメージを一新する注釈・ルビ・書下し文付。
著者等紹介
中島敦［ナカジマアツシ］
１９０９‐１９４２。旧東京市四谷区で、祖父からの漢学者の家系に生まれる。２６年、外地の京城一中から一高文科に入学。小説の習作を発表しはじめる。３０年、東大国文科に入学。３３年、卒業し、横浜高等女学校に教師として就職。４１年７月、転地療養を兼ね、パラオ南洋庁国語編修書記として赴任。この間、「山月記」をはじめとする数々の小説を書き、「光と風と夢」で芥川賞候補に。４２年、作家生活に入ろうとした矢先、持病の喘息が悪化し１２月に亡くなった（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lee Dragon
2
名人伝が面白かった。極めしものは一周してしまうのか2014/10/27
遥かなる影エミネム
1
かっこよすぎ！痺れたギュー2017/04/07
かじやん
1
弟子、が読みたくて本棚から引っ張りだしてきた。この人の書く、その人の人として欠けている部分への、憧れとか優しさ？同情？みたいなほんのりした書き味がしみる。牛人はゾッとした。2014/09/15
うるば
1
愛するとは、より高貴な理解のしかた。行うとは、より明確な思索のしかたであると知れ。2013/12/30
雲國斎
0
高校生の頃，あまりの漢字の難しさにうんざりした中島先生の作品もなんとか楽しめるようになったわ…。2008/12/16
