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ディケンズ文学における暴力とその変奏―生誕二百年記念

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784271210160
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C3097

目次

抑圧された暴力のゆくえ
『ピクウィック・クラブ』―ピクウィック氏のげんこつ
『オリヴァー・トゥイスト』―逃走と追跡‐法と正義という名の暴力
『ニコラス・ニクルビー』―喜劇としての暴力‐舞台と社会の間
『骨董屋』―音の海を逃れて
『バーナビー・ラッジ』―眠りを殺す
『マーティン・チャズルウィット』―声なきものたちの逆襲
『ドンビー父子』―疾走する汽車と暴力
『デイヴィッド・コパフィールド』―海の抑圧‐ロビンソン・クルーソー挽歌
『荒涼館』―国家・警察・刑事・暴力装置
『ハード・タイムズ』(玉井史絵)―教育の(暴)力
『リトル・ドリット』(竹井暁子)―内向する暴力‐病的自傷者はなぜ生まれるのか
『二都物語』(矢吹綾)―孤独な群集の暴力性
『大いなる遺産』(鵜飼信光)―種子=ピップは牢を破って外で花を咲かせるか
『互いの友』(宮丸裕二)―腕力と知力‐欲望と階級
『エドウィン・ドルードの謎』(加藤匠)―クロイスタラムに潜む闇の暴力