光文社新書<br> 「あたりまえ」を疑う社会学―質的調査のセンス

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光文社新書
「あたりまえ」を疑う社会学―質的調査のセンス

  • 好井 裕明【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 光文社(2006/02発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334033439
  • NDC分類 361.9
  • Cコード C0236

内容説明

数字データでは語れないさまざまな現実を、いかに取り出すか。

目次

第1章 数字でどこまで語れるか
第2章 はいりこむ
第3章 あるものになる
第4章 聞き取る
第5章 語りだす
第6章 「あたりまえ」を疑う
第7章 「普通であること」に居直らない

著者等紹介

好井裕明[ヨシイヒロアキ]
1956年大阪市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在は筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。京都大学博士(文学)。専攻は、差別の社会学、エスノメソドロジー、映画の社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわん

18
2006年2月の本。初めて読んだ。ご自身も含め数々の社会学者か実践したフィールドワークを引く。調査対象でなく、調査する側のあり方を大切にする。形式や効率に走り、心(リサーチ・マインド)に欠けてはいないか。要領よくまとまったテキストからは学べない、それが「本当の社会学」である。というより、何でもそうな気がしてきた。2023/05/24

服部

12
SFCに通う友人に勧められて読みました。社会学の調査をする際、どんなことに気を配らなければならないのか、それは何故なのかが書かれていたところが最も印象に残っています。これは社会学に限らず、日常生活のコミュニケーションでも言えることだと思ったからです。「相手に聞く」という行為は「相手の領域に踏み込む」ということでもあることを理解した上で質問できる人が果たしてどれほどいるのか。普段の対人コミュニケーションを振り返る良いきっかけになりました。これから何度も繰り返して読みたいと思える本です。2018/11/23

西澤 隆

9
社会学の「フィールドワーク」では時に調査対象のひとたちの内面にズカズカと入り込んでしまう必要があることもある。表面を撫でるだけの無難な調査は調査ではないし、かといって調査によって相手をどんな目に遭わせてもいいわけでもない。ならばどんな覚悟を持ってどんなことを引き請ける必要があるのか。技法というよりもその前提としての心構えを伝える本という印象を受けた。マスコミのひとたちにもこういう感覚は持って欲しいなあ。僕はこの分野の人ではなく実例として紹介されている本はほとんど未読なだけに読みたい本がいくつもできました。2015/06/06

Nobu A

8
エスノグラフィーとは。統計的データだけでは見えない社会の様相に切り込む質的フィールドワークを世に出ている秀逸な作品を紹介しながら、また著者の経験から分かりやすく解説。タイトルにもある「あたりまえ」を疑う。「普通であること」は理解不能なことに出会ったり、違和感を覚えたりするとき、自らの日常生活世界からくくり出すために用いる装置だと筆者は言う。テロ行為や差別がなくならない世の中、社会学者の貢献度は計り知れない。知らない職業や世界を言語化し、我々に説明してくれるのだから。いくつか紹介された本も読みたくなった。2015/12/07

二人娘の父

6
「これは困ったな」というのが第一印象。私が社会学・質的調査として触れてきたのは、岸政彦氏を入り口にした「生活史」調査である。ジャンルとしては同じ調査についての著作であるとは思うが、「調査のセンス」について論じられるその内容が、どうもスッキリと頭に入ってこない。言われていること一つ一つは面白いし、なるほどと思うこともあるのだが、何か「腑に落ちない」という印象。実に困っている。2023/05/30

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