内容説明
子どもの権利条約批准20周年。いじめ・体罰、虐待・貧困、災害時における子ども支援など、子どものいのちと成長にかかわる問題について、日本とアジア各国の取り組みを紹介しつつ、権利保障システムの構築に向けて、子どもの権利条約の今日的意味を明らかにする。
目次
第1章 アジアにおける子どもの権利の実現(子どもにふさわしい世界の創造―危機的状況下における子どもの権利の実現;子どもに対する暴力防止と子どもの権利条約の実現)
第2章 子どもに対する暴力の防止・禁止(日本:いじめ・体罰問題の現状と課題;日本における子どもへの暴力と被害からの救済・回復 ほか)
第3章 災害時における子ども支援と子どもにやさしいまち(東日本大震災における子どもの困難と子ども支援;災害と復興における開発への参加のための子どものエンパワーメント ほか)
第4章 子どもの権利保障機構の構築(日本における子どもの権利モニタリング制度の必要性と課題;韓国・国家人権委員会による子どもの権利保障の活動 ほか)
資料
著者等紹介
荒牧重人[アラマキシゲト]
山梨学院大学法科大学院教授
喜多明人[キタアキト]
早稲田大学文学学術院教授
森田明美[モリタアケミ]
東洋大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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