出版社内容情報
協会に携わってきた人々による臨床心理士の来し方行く末についての思いを綴る。また高齢社会における役割を著名人が示唆する。
目次
第1部 二〇周年に寄せて(協会創立二〇周年に寄せて;臨床心理士に期待すること;大学院教育と臨床心理士養成の実;認定協会二〇周年に期待すること;臨床心理士であること ほか)
第2部 第十八回心の健康会議より「超高齢社会と臨床心理士―その課題と役割をめぐって」(仙台国際センターにて)(開会挨拶;基調講演 臨床心理士に期待すること―宗教哲学からの提言;シンポジウム 「超高齢社会と臨床心理士」)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
臨床心理士 いるかくん
28
臨床心理士資格認定協会20周年を記念して作製された本だが、139ページ以降の本川達雄先生の講演と発言が卓越しており、他の部分を圧倒している。人間の生と死についての本川先生の考えは、我々を深い思索に耽らせるほどの示唆に富んでいる。本川先生の発言部分だけでも読む価値は十分にある。2014/01/19
アル中の魔女
0
高齢化社会に対しての三人の異なる分野の方々の講演。 本川先生の講演は高校生の時に聴いたことがあり、当時と重なる内容があったが今回の方が興味深い内容だった。2011/08/29