こころの臨床セミナーBOOK<br> 精神分析の本質と方法

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こころの臨床セミナーBOOK
精神分析の本質と方法

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  • サイズ A5判/ページ数 116p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422113036
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3011

出版社内容情報

精神分析とは、二人が共に居る空間で起きるドラマを、共に体験する営みである。 “白熱ライヴ講義”をコンパクトに再演!

精神分析とは――「患者のこころのなかで何かが起こるために、患者と分析家がふたりで何かをすること」(藤山直樹)/「クライエントが自分自身にとっての真なるものを理解すること」(松木邦裕)――簡単には説明できない営みである。その困難に挑戦して納得いくまで語り合おう、というねらいで開催されたセミナー《精神分析スタディDAY》。とっておきの着想、渾身の弁があいまっての白熱ライヴ講義を、コンパクトに再演する。

講義I 精神分析の核心を語る

語り得ないものを語るために
どうしてフロイトを読むのか
本質をつかんでも書けない
フォーマルなインティマシー
高度な健康法として
ふつうの対人世界と違って

  討 論


講義II 精神分析の理解を語る

体験感覚としてわかること
こころの世界のあらわれ
転移のあらわれる三領域
現象あるところ 思考がある
平等に漂う注意
転移プロセスでの思考の変形
解釈すること
解釈の作用とは
非言語性コミュニケーション

  討 論


In Retrospect

【著者紹介】
松木邦裕 (まつき・くにひろ)1950年、佐賀県生まれ。1975年、熊本大学医学部卒業。1999年、精神分析個人開業。2010年~京都大学大学院教育学研究科教授。2009~2012年、日本精神分析学会会長。日本精神分析協会正会員。著 書 『対象関係論を学ぶ』岩崎学術出版社、『分析空間での出会い』人文書院、『精神病というこころ』新曜社、『分析臨床での発見』岩崎学術出版社、『私説対象関係論的心理療法入門』金剛出版、『摂食障害というこころ』新曜社、『精神分析体験:ビオンの宇宙』岩崎学術出版社、『分析実践の進展』創元社、『精神分析臨床家の流儀』金剛出版、『不在論』創元社、『耳の傾け方』岩崎学術出版社、ほか多数。

内容説明

こころの臨床ライヴ講義。精神分析入門セミナーを読む。

目次

講義1 精神分析の方法と本質を語る(語り得ないものを語るために;どうしてフロイトを読むのか;本質をつかんでも書けない;フォーマルなインティマシー;高度な健康法として;ふつうの対人世界と違って)
講義2 精神分析の本質と理解を語る(体験感覚としてわかること;こころの世界のあらわれ;転移のあらわれる三領域;現象あるところ思考がある;平等に漂う注意;転移プロセスでの思考の変形;解釈すること;解釈の作用とは;非言語性コミュニケーション)

著者等紹介

松木邦裕[マツキクニヒロ]
1950年、佐賀県生まれ。1975年、熊本大学医学部卒業。1999年、精神分析個人開業。2009年‐京都大学大学院教育学研究科教授。2009‐2012年、日本精神分析学会会長。日本精神分析協会正会員

藤山直樹[フジヤマナオキ]
1953年、福岡県生まれ。1978年、東京大学医学部卒業。1999年、個人開業。2001年‐上智大学総合人間学部教授。2012‐2015年、日本精神分析学会会長。日本精神分析協会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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五月雨みどり

4
とてもとても面白かった。藤山直樹は「感覚」の人であり、松木邦裕は「思考」の人なのだと思った。お二人の『精神分析を実践する、また分析家として生きる、という難しさと素晴しさをどうにかして伝えたい』という情熱を感じた。2015/11/30

さち

1
まさに精神分析の本質に迫る本。とても面白かった。「決断なき精神分析実践」はないこと、「患者にとっての真なるもの」を理解すること、などなど心にとっておきたいフレーズがたくさん。言葉になりえないものを、藤山先生は(それこそフロイトを思わせるような)修辞的かつ情熱的な表現で再現しようとされており、松木先生は限界まで言葉に置き換えてモデル化することで形にしようとしておられる印象。2015/10/30

ワープロ

0
精神分析という分野が存在していることを初めて知った。2021/01/22

Masakazu Shimamura

0
欧米における『私』がindividual(個)に、我が国においては家庭や地域社会にあるという差異が、日本に精神分析が広まっていない事の説明になるのは事実としても、精神分析を教える先生たちが自ら分析を受けてこなかった事実を見て見ぬふりする事は出来ず、治療を超えた意味のあるものとして実感を伴って伝える事が出来なかったためであろうと言うと、怒られちゅうかなぁと思い、これからは分析体験が必須だけど、分析を受けたいというと同業者であってもぎょっとされるし、そもそも精神分析を提供できる分析家少ないと不平をこぼしたい。2018/01/28

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