出版社内容情報
11世紀末、フランスの荒野に建てられたシトー修道院を起源とするシトー会。建造物や美術作品などから、その歴史と現在をたどる。
シトー会は、11世紀末のフランスで『聖ベネディクトクスの戒律』を順守するために、荒野に建てられたシトー修道院を起源とする。修道士たちは孤独と清貧を求めて労働と祈りの生活を営むが、シトー会の発展とともに、厳格であったその規律が緩んでいく。シトー会の制度、建造物や美術作品などを紹介しながら、シトー会の理想が歴史の中でどのように実現し、また変質し、改革を繰り返しながら現代に受け継がれていったかを綴る。
第1章 シトー会の見た夢
第2章 シトー会の歴史
第3章 シトー会の制度
第4章 シトー会の遺産
資料篇――孤独と清貧を求めて
内容説明
1098年3月21日、聖ベネディクトゥスの祝日に、モレーム修道院長ロベールは、フランス東部のディジョンに近い場所に、「新修道院」を設立した。これがのちにシトー修道院と呼ばれるようになるもので、ここからシトー会が誕生した。
目次
第1章 シトー会の見た夢
第2章 シトー会の歴史
第3章 シトー会の制度
第4章 シトー会の遺産
資料篇―孤独と清貧を求めて
著者等紹介
プレスイール,レオン[プレスイール,レオン][Pressouyre,L´eon]
1935年生まれ。パリ第1大学教授をつとめた。専門は中世考古学。おもにフランスで発掘作業にたずさわり、ロマネスク様式やゴシック様式の彫刻作品を中心に復元を進めた。2009年没
杉崎泰一郎[スギザキタイイチロウ]
1959年生まれ。上智大学文学部史学科卒。中央大学文学部教授
遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
上智大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
ybhkr
Aoki
ターさん