内容説明
気象学を含む自然科学を人類文化の一形態としてとらえその歴史と考え方を古今東西の言葉を手がかりに考察したユニークな科学随筆集。
目次
第1部 気象のことば(気象の生い立ち;気象用語あれこれ;気圧と天気図 ほか)
第2部 我田引水(四字熟語づくし;コンピューター用語;三位一体 ほか)
第3部 科学のこころ(二分法の功罪;因果律をめぐって;鉄腕アトム ほか)
著者等紹介
廣田勇[ヒロタイサム]
1937年北海道生れ。1961年東京大学理学部物理学科地球物理学課程卒業。1966年東京大学理学系大学院博士課程修了。東京大学理学部助手、米国大気科学研究センター客員研究員、気象研究所主任研究官、京都大学理学部助教授、オックスフォード大学客員研究員、京都大学大学院理学研究科教授等を経て2001年京都大学定年退官。京都大学名誉教授、理学博士。1976年日本気象学会賞受賞。1998年‐2006年社団法人日本気象学会理事長。2005年日本地球惑星科学連合初代議長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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