ちくま新書<br> アニメ文化外交

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ちくま新書
アニメ文化外交

  • 櫻井 孝昌【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 筑摩書房(2009/05発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480064875
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0295

内容説明

ミャンマー、サウジアラビア、イタリア、スペイン…。作品タイトルを聞くだけで悲鳴をあげ、人気アニメのエンディングの振り付けをマスターする海外のファンたち。日本のアニメは、想像を超えて世界に広がっている。本書では、日本のアニメが世界でどう愛され、憧れの的になっているかを、現地の声で再現。また、このアニメ文化を外交ツールとして積極的に活用する意義を論じ、加えてそのための戦略をも提示する。

目次

第1章 チェコ、イタリアからサウジアラビア、ミャンマーへ(ミャンマー・ヤンゴンの会場に集まった四五〇名の聴衆を前に;ミャンマー人女子から出た“やおい”の質問に衝撃を受ける ほか)
第2章 スペイン、フランスから東南アジアまで(六万人以上の動員をほこる、バルセロナの「サロン・デル・マンガ」;涼宮ハルヒがヨーロッパで大増殖中!? ほか)
第3章 なぜアニメが外交に使えるのか(アメリカ型グローバリズム戦略とアニメのローカリズム;若年層の日本への理解・関心の長期的強化 ほか)
第4章 「官」がすべきこと、「民」がすべきこと(世界各地で開催されるアニメ・マンガ関連イベント主催者とのネットワーク作り;アニメ文化外交戦略立案への「官」の課題とは ほか)
付録 オタク外交官と呼ばれて―山田彰前スペイン公使へのインタビュー

著者等紹介

櫻井孝昌[サクライタカマサ]
1965年生まれ。コンテンツメディアプロデューサー。外務省アニメ文化外交に関する有識者会議委員。早稲田大学政治経済学部卒業後、書籍編集、Web・モバイルサイトの企画・プロデュース・ディレクション、映像作品プロデュースといった仕事とならび、大学等で人材育成にも取り組んできた。現在、世界における日本のアニメやファッションの立ち位置や外交上の意義について研究し、フィールドワークを進めている。フランス、スペイン、サウジアラビア、ミャンマーなど世界11カ国15都市で「アニメ文化外交」講演も実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mitei

247
当時でも日本のアニメは世界中に知られているんだなと驚いた。サウジアラビアでも密かに流行ってるのは意外。でもアニメって面白いから世界中みんなハマるんだろうな。2020/10/05

サイバーパンツ

18
世界中を訪れ、アニメをテーマに講演を行う著者による、世界における日本アニメの受容のされ方とそれを活かした外交戦略の紹介。日本アニメが、ヨーロッパで人気なのは予想がついたが、ミャンマーやサウジアラビアでも人気というのは驚き。それと、彼らは今の日本のオタクよりアニメの深い所まで強く興味を持っていたり、細かな所にも詳しかったりして、日本でいうと一昔前の世代のオタクに近いのかなぁと思った。あと、エヴァやハガレンは国によって認知度が違うというのは、それぞれの国の環境に起因していそうで、興味深い。2016/09/13

佐島楓

18
エヴァがヨーロッパで受け入れられているということにかなりびっくりしました(宗教が絡むからアウトかなーと思っていた)。日本の制作体制を充実させるためにも、海賊版対策は推し進めないといけないですね。2013/07/10

ダンボー1号

13
何と筆者は2015年49歳の若さで亡くなったと・・・ 2009年執筆。2008年6万人動員のスペイン「サロン・デル・マンガ」は2015年13万7千人!今はテレビで海外にアニメマンガファンいるんだという認識広がってきたが 8年前の当時ほとんど知らなかった。今1.2日遅れ程度でネットで視聴でき 筆者の願い通り東京五輪に「ドラえもん」登場、訪日する人は増え経済プラス安全保障にもつながっている。作中唯一出てくるクリエイター(2回も)が「新海誠」であり「君の名は。」の世界ヒットを知らずになくなってしまうとは無念2017/03/15

ヤギ郎

12
長いこと積んであった一冊。本書はおもに,官界がアニメ文化を外交手段としてどのように用いるか,著者の経験を中心につづられている。民間の役割についても知りたい。アニメ文化も,これ単体ではなく,他のもの,例えばCGを描くためのPCやアニメを見るための放送設備の支援などと合わせてアニメ文化外交を検討するとおもしろいと思った。2018/01/20

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