ちくま新書<br> がちナショナリズム―「愛国者」たちの不安の正体

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ちくま新書
がちナショナリズム―「愛国者」たちの不安の正体

  • 香山 リカ【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 筑摩書房(2015/12発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480068491
  • NDC分類 311.3
  • Cコード C0236

出版社内容情報

2002年、著者は『ぷちナショナリズム症候群』で「愛国ごっこ」に警鐘を鳴らした。あれから13年、安倍内閣、ネトウヨ、安保法改正、日本に何が起きている?

内容説明

二〇〇二年、著者は、『ぷちナショナリズム症候群』で、皇太子夫妻第一子誕生に熱狂する人々、ワールドカップ日韓大会にわく若者たち、などを観察し、「ニッポン、大好き」と言ってしまう日本人に対して、右傾化とファッションの萌芽なのか、と警鐘を鳴らした。一三年たった今、「愛国ごっこ」は「ごっこ」ではなくなり、あの時の心配はすべて現実となってしまった。安倍内閣から、ネトウヨ、ヘイトスピーチ、反知性側義、安保改正まで、現代日本の「愛国」の現状と行く末を改めて分析する。

目次

序章
第1章 ナショナリズム気分から排外主義へ
第2章 崩壊するエディプス神話
第3章 日本は「本当のことを言える国」か?
第4章 スポーツを利用するナショナリズム
第5章 日本は“発病”しているのか
終章

著者等紹介

香山リカ[カヤマリカ]
1960年北海道生まれ。東京医科大学卒業。精神科医。専門は精神病理学。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。豊富な臨床経験を生かして、現代人の心の問題から社会批評まで幅広い分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。