感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
denden
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ちょっと気が向いて川端康成を集中的に読みたくなりP450程の重たい本を入手。初期の大正、昭和初期の10編ほどを読んでみた。16歳の日記、葬式の名人から伊豆の踊子、禽獣辺りまで。この頃までに既に横光らと新感覚派を立ち上げているが、個人的には川端のどの辺が新感覚派と呼べるのか合点がいかない。その為に初期作を読んでみたかった。「16歳の日記」は自殺と老いとの兼ね合いで語られることも多いが「葬式の名人」と共に、それほどの苦悩や悲壮を感じさせることはないと受け止めた。2023/06/13
shake_
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言葉の使い方が綺麗で美しい。雪国の物語のラストは不満だが、時間を置いてまた読みたい。2016/03/28