人類5万年 文明の興亡〈上〉―なぜ西洋が世界を支配しているのか

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人類5万年 文明の興亡〈上〉―なぜ西洋が世界を支配しているのか

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  • サイズ B6判/ページ数 404p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480861276
  • NDC分類 209
  • Cコード C0022

出版社内容情報

文明はなぜ衰退するか。圧倒的スケールで東西の歴史を俯瞰したとき見えてきたものとは──。スタンフォードの歴史学者が西洋終焉の未来図を明晰な論理で描きだす。

内容説明

1842年、イギリスが阿片戦争に勝利して以来150年間、西洋は紛れもなく東洋を圧倒し、世界を支配している。だが、なぜ歴史はそのように展開したのか。それは歴史の必然なのか、あるいは単なる技術革新の勝利なのか。それとも西洋には本質的に何かしら有利な条件があったのか。西洋と東洋、それぞれの文明を人類の黎明期からたどり直してみると、いずれにおいても似たような発展と衰退のパターンをくり返してきたのがわかる。過去のあらゆる文明を行き詰まらせた5つの要因とは何か―。スタンフォードの歴史学教授が圧倒的なスケールで人類史を俯瞰、現在の文明世界の閉塞状況をクリアに描き出す。

目次

1 黎明―東西世界の誕生(「東洋」と「西洋」の生まれる前;西洋がリード;過去を測る)
2 興亡―文明隆盛と衰退の法則(東洋の追い上げ;接戦;衰退と崩壊)

著者等紹介

モリス,イアン[モリス,イアン] [Morris,Ian]
スタンフォード大学歴史学教授。1960年イギリス生まれ。ケンブリッジ大学で考古学のPh.D.を取得後、シカゴ大学を経て現職。古代地中海文明における都市の形成についての研究が専門。『人類5万年 文明の興亡―なぜ西洋が世界を支配しているのか』でアメリカ・ペンクラブ賞他、三つの国際図書賞を受賞

北川知子[キタガワトモコ]
翻訳家。奈良女子大学大学院修士課程(社会学専攻)修了。国立国会図書館勤務を経て、翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

39
副題にもあるように西洋文明と東洋文明の比較で、この上巻は文明発祥に土地やそこにいた原人などについての話が中心となっています。紀元前までが上巻でそれ以降が下巻となります。これほど紀元前にページを割いた本はあまりなかったので読んでいて読みでがありまた新鮮に感じました。2015/01/26

壱萬弐仟縁

19
2010年初出。 社会発展とは、社会が物事を成し遂げる 能力。環境を社会自身の目的のために 形成する力(032頁)。 社会学は、何が社会変動をもたらし、 社会変動が何をもたらすかを教えて くれる。 発展のパラドックスとは、社会の発展は、 さらなる発展を妨げる(036頁)。 社会は発展コアから導入・模倣された 方法がうまく機能しない地域で生じる(042頁)。  2014/05/14

ブラックジャケット

15
アヘン戦争で、東洋の覇者清帝国が、産業革命で近代国家とモデルチェンジした大英帝国に屈した。現代に至るまで西洋の優位は崩れない。どうしてそうなったのか。必然か偶然か、人類の文明史として著者は大胆に挑戦した。人類の進歩には「貪欲・怠惰・不安」の三要素があるという。西も東もないこのシンプルな人類の行動原理にはニヤッとさせられた。人は手を抜いて楽したがるな。西洋有利の地理的条件から人類の黎明は始まった。河川沿いの豊穣な土地が農業を成立させた。ギリシャ・ローマ時代でも西洋のリードは続いたが、帝国崩壊は…、下巻へ。 2021/05/13

サアベドラ

15
東洋と西洋の発展スピードの違いを独自に都市人口や情報技術などから算出した指数に基づいて論じる。著者はスタンフォード大学のギリシア考古学者。本書における東洋・西洋はそれぞれ黄河=長江流域、メソポタミア地域から発展・伝播した諸文明を総称したもの(そのためインドやイスラーム世界も西洋に入る)。近代以前の東西のピークを、西洋では帝政ローマ時代の地中海世界、東洋では宋代の中国に置き、西洋が東洋を突き放した時期を18世紀後半の産業革命期とする。ダイヤモンドほどではないが、近代の西洋の優越を地理的要因に求めている。2016/07/18

犬養三千代

6
なぜ西洋が世界を支配しているのかという副題。西洋はメソポタミアから中東までを含み、東洋は長江、黄河流域から発達する。社会発展指数という物差しをもちいて論じられる。アフリカのイブに近かったこと、移動距離が短いからだ。 社会の衰退の原因に気候変動、飢饉、国家の失策、移住、疫病があげられている。 これからも、西洋と東洋の指数が縮んだり広かったりしながらの展開となりそうだ。下巻が楽しみ。2018/04/18

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