内容説明
研究成果を論文やレポートで発表するときに必要な統計の使い方と分析手法を解説。データの集め方から、基礎統計量の算出やグラフ表現、測定結果の比較、関連性の調べ方や共通要因の探り方など、臨床心理・精神医学の研究に必要な手法を一通り網羅している。卒業論文や修士論文、プレゼンのためのデータ処理も、画面を追えばクリックひとつで…
目次
アンケート調査の基礎知識―データを集める
平均・分散・標準偏差―基本的な統計処理をしてみる
散布図・相関係数・順位相関―グラフと数値で表現してみる
クロス集計表・独立性の検定―表にまとめて関連性を調べてみる
オッズ比・リスク比―危険度を算出してみる
t検定・ノンパラメトリック検定―2つの治療効果を比較してみる
分散分析・ノンパラメトリック検定―3つの治療効果を比較してみる
重回帰分析―測定結果の要因を探る
ロジスティック回帰分析―確率を予測してみる
カテゴリカル回帰分析―要因の大きさを調べる
因子分析―背後にある共通要因を探る
カテゴリカル主成分分析―総合的な指標を作って分類をする
一般線型モデル―グラフで見る交互作用
シングル・ケース―測定値から分析する
著者等紹介
石村貞夫[イシムラサダオ]
1975年早稲田大学理工学部数学科卒業。1977年早稲田大学大学院理工学研究科数学専攻修了。元鶴見大学准教授。石村統計コンサルタント代表。理学博士。統計アナリスト
加藤千恵子[カトウチエコ]
1999年東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻教育心理学コース修士課程修了。2007年法政大学システムデザイン研究科システムデザイン専攻博士号取得。現在、東洋大学総合情報学部総合情報学科教授(心理学)。臨床心理士。専門社会調査士。博士(工学)
石村友二郎[イシムラユウジロウ]
2009年東京理科大学理学部数学科卒業。2014年早稲田大学大学院基幹理工学研究科数学応用数理学科博士課程単位取得退学。現在、文京学院大学非常勤講師。明星大学非常勤講師。スタッツギルド株式会社データ分析コンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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