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文庫クセジュ
メロヴィング朝

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  • サイズ B40判/ページ数 143,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560509395
  • NDC分類 235.03
  • Cコード C1222

内容説明

メロヴィング朝(481~751年)は、フランク族を統一したクローヴィスによって開かれた。本書は、その政治史、キリスト教の浸透の様子を紹介するとともに、権力が行使されるための基盤となる社会関係(家族・親族関係)を解説。社会史専門家が、中世初期社会の独自性を捉える。

目次

序章 メロヴィング期の歴史を組み立てること
第1章 メロヴィング朝とフランク王国
第2章 権力と社会
第3章 教会とキリスト教の浸透
第4章 生き残ること、生産すること、交換すること
第5章 個人と集団形成
結論 メロヴィング朝の記憶

著者等紹介

加納修[カノウオサム]
1970年生まれ。1992年名古屋大学文学部卒業。1994~96年パリ第一〇大学留学、歴史学専門研究資格(DEA)取得。1999年名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、名古屋大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

32
メロヴィング朝の歴史、 第一章 メロヴィング朝とフランク王国 第二章 権力と社会 第三章 教会とキリスト教の浸透 第四章 生き残ること、生産すること、交換すること 第5章 個人と集団形成 結論 メロヴィング朝の記憶 まず歴史と権力構造から説き起こし、メロヴィング朝時代の社会変化、社会構造、そして個人と社会の関係をわかりやすく解いた本。 なのだが、クセジュにありがちな訳注が殆ど無い本なので、まず巻末の王朝系図をコピーし、王の配偶者が出てきたら系図に記入しながら読んだ。難しござるぅ。2014/11/21

ジュンジュン

5
馴染みの薄い時代と人名に苦心するも、なんとなく理解できる。たぶん、政治だけではなく、キリスト教の役割や社会、経済全般を薄くなぞったような内容のおかげだろう。せっかくだから、続けてカロリング朝も知りたかったが類書はなさそう。2020/06/20

中島直人

4
(図書館)読了2019/12/02

xin

4
メロヴィング朝期の概説書。政治史と社会史のバランスが程よい感じ。この時代は果たして古代からの連続なのか、それともゲルマン民族が切り開いた全く新しい社会なのか。なんというか思っていたよりもずっと複雑そうで中世前期という時代の得意さが浮き彫りになる気がする。2014/10/05

rbyawa

3
個人的には大変面白かったんですが、正直、日本へのフランク王国(まだカロリング朝ならともかく)の浸透度というのがどの程度のものなのかよくわからず、私だってまあ、つい最近まで似たようなものだったんですが、さすがにこの本は「入門書」にはならないかなぁ。若干なり、歴史が頭に入ってからをお勧めします。比較的ですが生活面重視。2009/10/24

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