内容説明
心理学で使われる統計学やデータ解析の考え方をふまえた上で、統計ソフト(SASやR)を用いて実際にデータの分析を行えるようにするための教科書・参考書。t検定、分散分析、多重比較、回帰分析、因子分析、共分散構造分析、ノンパラメトリック法など、心理学でよく使われる統計的手法について、その理論的背景と具体的な分析手続きをバランスよく解説している。
目次
1章 データの記述―データのもつ情報を要約する
2章 相関と回帰―2つの変数間の関係を探る
3章 確率とモデル分布―統計的推論の基礎を学ぶ
4章 検定のロジックとχ2検定―統計的検定の基礎を学ぶ
5章 t検定―2つの平均の差を検定する
6章 1元分散分析―3つ以上の平均の差を検定する
7章 2元分散分析―2つの要因の効果を同時に検定する
8章 多重比較―特定の平均間の差を検定する
9章 重回帰分析―複数の変数によって基準を予測する
10章 因子分析―複数の変数の相関関係を因子によって説明する
11章 ノンパラメトリック法―モデルを仮定せず平均の差を検定する
著者等紹介
繁桝算男[シゲマスカズオ]
1974年アイオワ大学大学院修了。Ph.D.。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授
大森拓哉[オオモリタクヤ]
1999年東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。現在、多摩大学経営情報学部准教授
橋本貴充[ハシモトタカミツ]
2002年東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。現在、大学入試センター研究開発部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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