目次
第１部 遊戯療法概説（遊戯療法とは）
第２部 来談者中心療法的遊戯療法からの出発（来談者中心療法的遊戯療法の考え方；遊戯療法の過程；遊戯療法の実際―来談者中心療法的遊戯療法から家族療法的遊戯療法へ）
第３部 精神分析的遊戯療法（精神分析療法の概要；精神分析的遊戯療法；精神分析的遊戯療法の実際）
まとめ―遊戯療法を学ぶにあたって
著者等紹介
吉田弘道［ヨシダヒロミチ］
１９５２年新潟県生まれ。現在、専修大学文学部教授
伊藤研一［イトウケンイチ］
１９５４年東京都生まれ。現在、学習院大学文学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Kei
3
重傷なクライアントほど，今まで味わってきた大変さを治療者に経験させ，典型的には「それでもあなたは生きる希望を失わないでいられますか」と問いかけてくることが多く見られる。こうしたとき，クライアントについて分かっている情報を手がかりにしながら，「いったいクライアントは今自分に何を伝えたいのか」と考えてみることが求められる。そこで治療者が考えたことがクライアントの伝えたいことに十分に合致していれば，何らかの行動の変化がクライアントに現れるものである。2012/09/23
