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内容説明
さかなの世界にもいじめがある。朝日新聞で大反響。子どもから、大人まで、勇気をくれるさかなクンの感動メッセージ。
著者等紹介
さかなクン[サカナクン]
東京都生まれ。千葉県館山市在住。東京海洋大学客員准教授。お魚らいふ・コーディネーター。お魚専門イラストレーター。これまで、水産庁水産政策審議会特別委員、環境省「環のくらし応援団」メンバー、千葉県立安房博物館客員研究員、よしもとおもしろ水族館・さかな研究員などを務める。テレビ東京系『TVチャンピオン・全国魚通選手権』にて5連覇達成中の豊富な魚の知識と、元気いっぱいのキャラクターで、お茶の間で大人気。TBS系『どうぶつ奇想天外!』にお魚ナビゲーターとして出演するかたわら、朝日小学生新聞や『小学三年生』(小学館)などで連載。子どもたちを中心に、魚や海、自然、環境保全への興味・関心を高めるため、幅広い分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅
88
素敵なイジメをテーマにした絵本でした。彼のキャラクターはイジメを経験したんじゃないか?と思っていましたが、その上をいく小さな事には頓着しない大きな人間だった事に気付きました。そう、熱中できる事があるって素晴らしい。小さな雑音など気にならなくなりますよね。イジメを無くす→イジメる子を叱る。ではなくて、イジメられてる子に何か熱中できる事を一緒に探してあげる。という手段もあるな…と思いました。2014/07/18
かおりんご
55
絵本?エッセイ?いじめをテーマに、さかなクンが自分の体験を綴っています。最近、『松岡修造』と『さかなクン』がマイブームなので手にしましたが、この前向きさが素敵です。図書室においてもらえないか、かけあってみます。内容は低学年からでも分かりそうですが、理解を深めるなら高学年以上かな。読み聞かせるには小さい本なので、一人読み向き。道徳の授業なんかでも使えそう。2016/01/09
とよぽん
45
中学校図書室の蔵書。さかなクンの経験をもとに書いた絵本だ。平易な言葉で分かりやすく書いてある。タイトルからして、いじめの辛さを感じさせる。狭い水槽に入れられた途端にさかなのいじめが始まる。どんな生きものにも、広い世界が必要なのだ。みんな傷つきやすい生きものなのに、なぜ仲間を傷つけるのだろう。2019/01/11
かおりんご
45
買っちゃいました。何度読んでもさかなクンっていいキャラしてます。素敵だわ(///ω///)♪2016/03/15
ここまま
41
魚の世界にもあるいじめのことを、平明で気負いのない文章でつたえてくれ、心にしみる。TVチャンピオンで登場した制服姿のさかなクンのことをよく覚えている。とにかく魚が大好きで、欲や打算もなくずっとぶれずに生きてきて、凄いことを成し遂げてしまう彼を驚きをもって見てきた。そしてそれを邪魔せずに応援してきたご家族の凄さ。自分は子供たちの大切なものを削いで「標準型」にしてしまったのでは?と考える。シンプルに大切なものを見失わないことは、一番難しい。それにしても「吹奏楽」を「水槽楽」と勘違いしたとは!さすがだ~(笑)2014/06/19