内容説明
原民喜や伊東静雄の詩から『ハムレット』『荒地』『ユリシーズ』さらに『モリス』や『蠅の王』へ。古今東西のテキストを肴に「読む愉しみ」を共有する饗宴。
目次
「郷愁」―三好達治
「思い出」或いは「池面に浮かぶは四羽の鳥」それとも「無題」―ウィリアム・アリンガム
「宇都曽身乃・人弥有吾哉・従明日者・二上山乎・弟世登吾将見」―大来皇女・「早発白帝城」―李白
「春と秋」―G.M.ホプキンズ
「ガリヴァの歌」―原民喜
「吟遊詩人の歌」―トマス・チャタトン
リンゴの歌―サトウハチロー、島崎藤村ほか
ブラック・ソネット―ウィリアム・シェイクスピア
「曠野の歌」と「氷れる谷間」と「私は強ひられる―」―伊東静雄
「萬霊節」―ヘルマン・フォン・ギルム〔ほか〕
著者等紹介
坂本公延[サカモトタダノブ]
1931年、神戸に生まれる。大阪大学英文科卒業。同校大学院修士課程修了。文学博士。広島大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。