出版社内容情報
最重要点に的を絞った心理統計の入門書。
内容説明
本書では、「なぜ心理学で統計が必要なのか」という点から説明をはじめ、記述統計、推測統計と話を進めています。
目次
プロローグ よくわからない心理統計
1 なぜ心理学に統計が?
2 1つの変数の特徴を記述しよう
3 2つの変数の関係を記述しよう
4 標本から母集団を推測しよう
5 統計的仮説検定って何だろう
6 2つの平均を比べよう(t検定)
7 3つ以上の平均を比べよう(分散分析)
8 心理統計に関するちょっといい話
エピローグ さらにステップアップするために
著者等紹介
山田剛史[ヤマダツヨシ]
1970年生まれ。岡山大学教育学部講師
村井潤一郎[ムライジュンイチロウ]
1971年生まれ。文京学院大学人間学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本詠み人
32
参考図書としてざっと読み。心理学統計法のテキスト読む前に読んでたら理解を深めたかも。2022/10/26
本詠み人
30
皆さんのレビューを読んでこれはちゃんと読んどかないと🎶と思いじっくり読み。テキスト読む前に読んだら良かったと思う丁寧な説明だった。ただテキストで記号や公式に先に触れているとそれがないと内容がちと連動しにくかった😅2022/11/01
riviere(りびえーる)
4
数式がほとんど無く、繰り返し繰り返し復習してくれるので「この本にくらいついて行きさえすれば、基本は何とか理解できるようになりそう!」という希望を持たせてくれましたし、それが継続学習のモチベーションにもなりました。この本だけで心理統計のすべてを網羅はできませんが、この本のあとに読むべき本も紹介されており、至れり尽くせりでした。2013/06/11
MasakiZACKY
4
心理統計について初歩の初歩から書いた入門書な一冊。心理統計そのものについての話、変数、標本と母集団、カイ二乗検定、t検定、分散分析その他もろもろと。こんなに分かり易い心理統計の本があったろうか。大事なことを非常に分かり易く繰り返し説明していて、この上なく理解しやすく読みやすい。本書で取り扱ってない内容やレベルアップのための読書案内もまた素晴らしい。心理統計の勉強を始めて、最初にこの本に出会っていなかったことが悔やまれる。心理統計の入門書はこれ以外に考えられないでしょう。最高の授業をありがとうございました。2012/06/10
kaito
3
とても分かりやすかった。 統計学が何を目的にしているのか、それをどのように達成するのか、ということがよく分かった。 これを元にさらに学んでいきたい。2019/01/19