思春期のこころと身体Q&A<br> 思春期―少年・少女の不思議のこころ

個数:
  • ポイントキャンペーン

思春期のこころと身体Q&A
思春期―少年・少女の不思議のこころ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月29日 03時09分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623082537
  • NDC分類 371.47
  • Cコード C0347

出版社内容情報

子どもから大人への不思議な変わり目とは。身体の変化にあらがう「こころ」を読み解く精神科医の、「思春期解体新書」思春期とは何か。この問に答えるためには、少年少女たちのこころと身体の変化を追わなくてはならない。変化はまず身体にくる。その身体の変化にこころは付いて行けない。この「ちぐはぐさ」に子どもたちは戸惑う。性の問題に悩み、大人との関係に違和感を持ち、こころを病む。子どもたちは何を信じればいいのか、どこへ向かえばいいのか。本書はそんな迷える子どもたちへ手を差し延べる精神科医の「思春期解体新書」である。

序 章 本書の内容について

第1章 思春期とは何か──性という侵略者
 Q1 思春期とはどういうものですか。<“春”の意味>
 Q2 性についての話は子どもの前ではしない方がよいのでしょうか。<性的な会話の是非>
 Q3 思春期の子どもが現実の異性に興味がなく、アニメやアイドルにばかり熱中しているのですが、大丈夫でしょうか。<疑似恋愛>
 Q4 娘が普通の恋愛小説ではなく、男性同性愛を描いた小説に熱中しています。<男性同性愛作品に熱中>
 Q5 思春期の子どもは自分の身体の変化をどう感じているのですか。<第二次性徴>
 Q6 どうして、思春期の子どもは自分の匂いを気にするのですか。<自己臭妄想>
 Q7 思春期の女の子は生理が辛そうですが、どのように辛いのですか。また、どうすればいいのでしょうか。<月経>
 Q8 マスターベーションは、やめさせた方がよいのですか。<マスターベーションの善悪>
 コラム 「元少年A」の異常心理
 Q9 セックスは、何歳からさせてもよいのでしょうか。<中高生とセックス>
 Q10 思春期の子どもたちの恋愛は、必ずセックスに発展してしまうのでしょうか。<恋愛の行方>
 Q11 思春期の子どもたちは、どうしてあんなに恥ずかしがりなのでしょうか。<恥ずかしがり>

第2章 思春期のこころの風景──一人前の身体と半人前のこころ
 Q1 どうして、思春期の子どもはいつもつまらなそうなのですか。<つまらなそう>
 Q2 どうして、いつもだるそうなのですか。<「だるい」は生理現象>
 Q3 どうして、いつも不機嫌なのですか。<「不機嫌」の仕組み>
 Q4 どうして、ひねくれたことばかり言うのですか。<ひねくれ>
 Q5 どうして、人見知りをするのですか。<人見知り>
 Q6 どうして、自意識過剰なのですか。<自意識過剰>
 Q7 どうして、生意気なことを言うのですか。<生意気>
 Q8 どうして、反抗的になるのですか。<第二反抗期>
 Q9 どうして、親に逆らうのでしょうか。<親への反抗>
 Q10 どうして、思春期の女の子は父親を毛嫌いするのですか。<父親嫌い>
 Q11 どうして、思春期の女の子はすぐに笑い転げるのでしょうか。<箸が転んでもおかしい>
 Q12 どうして、標準語を使ってしまうのですか。<心理的距離感と言葉>
 Q13 どうして、同級生をいじめるのでしょうか。<いじめ>
 Q14 どうして、夜更かしをしたがるのですか。<夜更かし>
 Q15 どうして、家出をしようとするのですか。<家出>
 Q16 どうして、インターネットに熱中するのですか。<ネット依存>
 Q17 どうして、恐いものを見たがるのですか。<恐いもの見たさ>
 Q18 娘が殺人事件の犯人に興味を持っているようなのですが、異常ではないでしょうか。<殺人犯への興味>
 Q19 娘が子ども同士で殺し合う内容の小説を好んで読んでいるのですが、大丈夫でしょうか。<虚構と現実の間>
 Q20 どうして、見え透いたホラを吹くのでしょうか。<ホラを吹く>
 コラム STAP細胞事件

第3章 思春期に起こる病気──こころと身体のせめぎ合い
 Q1 娘が時々意識を失って痙攣します。幼児期にあったてんかんが再発したのでしょうか。<てんかんとヒステリー?>
 Q2 てんかんとヒステリーの発作の違いについて、具体的に教えて下さい。<てんかんとヒステリー?>
 Q3 子宮頸がんワクチンの副作用で痙攣が出るというのは、てんかん発作とヒステリー発作のどちらなのでしょうか。<ワクチンによる痙攣>
 Q4 摂食障害とはどういう病気でしょうか。<摂食障害>
 Q5 息子が身体の汚れをやたらに気にして、母親に何度も確認させます。病気なのでしょうか。<強迫性障害>
 Q6 どうして、すぐに身体の具合が悪くなるのでしょうか。<身体化>
 Q7 どうして、自分の身体を傷付けるのでしょうか。<自傷行為>
 Q8 時々娘の表情や態度が変わり、「別の人間だ」と言います。「多重人格」でしょうか。<多重人格>

第4章 思春期と不思議な現象──現実に対する戦い
 Q1 娘が、しょっちゅう「金縛り」になると言って恐がっています。「金縛り」というのは心霊現象なのでしょうか。<睡眠麻痺>
 Q2 娘が、死んだおばあちゃんの声が聞こえると言います。死んだ人の霊と交信するということは出来るのでしょうか。<霊との交信>
 Q3 透視能力というのは本当にあるのでしょうか。<透視能力>
 Q4 娘が、「前世はインドのお姫様だった」と言うのですが、「生まれ変わり」ということは本当にあるのでしょうか。<前世心中>
 Q5 娘が、「時々自分の魂が身体から抜け出して飛び回っている」と言います。そんなことが本当にあるのでしょうか。<体外離脱体験>
 コラム 心霊体験者・南方熊楠
 Q6 どうして、思春期の女の子は占いが好きなのでしょうか。<占いに夢中>
 コラム 少女・卑弥呼
 Q7 娘の学校で「こっくりさん」が流行っているようです。これは心霊現象なのでしょうか。<集団催眠>
 Q8 子どもが「自分には神から与えられた使命がある」と言って、親の言うことを聞かずにボランティアなどをしています。どう向き合えばいいですか。<特別な使命感>
 Q9 どうして、思春期の子どもは「終末論」が好きなのですか。<終末論>


終 章 私はなぜこのような本を書いたか

主要参考文献
索 引

深尾 憲二朗[フカオ ケンジロウ]
著・文・その他

内容説明

子どもから大人への不思議な変わり目―身体の変化にあらがう「こころ」を読み解く精神科医の、「思春期解体新書」。

目次

序章 本書の内容について
第1章 思春期とは何か―性という侵略者(思春期とはどういうものですか。―“春”の意味;性についての話は子どもの前ではしない方がよいのでしょうか。―性的な会話の是非 ほか)
第2章 思春期のこころの風景―一人前の身体と半人前のこころ(どうして、思春期の子どもはいつもつまらなそうなのですか。―つまらなそう;どうして、いつもだるそうなのですか。―「だるい」は生理現象 ほか)
第3章 思春期に起こる病気―こころと身体のせめぎ合い(娘が時々意識を失って痙攣します。幼児期にあったてんかんが再発したのでしょうか。―てんかんとヒステリー1;てんかんとヒステリーの発作の違いについて、具体的に教えて下さい。―てんかんとヒステリー2 ほか)
第4章 思春期と不思議な現象―現実に対する戦い(娘が、しょっちゅう「金縛り」になると言って恐がっています。「金縛り」というのは心霊現象なのでしょうか。―睡眠麻痺;娘が、死んだおばあちゃんの声が聞こえると言います。死んだ人の霊と交信するということは出来るのでしょうか。―霊との交信 ほか)
終章 私はなぜこのような本を書いたか

著者等紹介

深尾憲二朗[フカオケンジロウ]
現職、帝塚山学院大学人間科学部心理学科教授。医学博士、日本精神神経学会認定精神科専門医。1966年大阪府生まれ。1984年4月灘高等学校卒業。1991年4月京都大学医学部卒業、同精神科入局。1993年4月国立療養所静岡東病院(現・静岡てんかん・神経医療センター)。2000年11月~2001年12月チューリッヒ大学附属病院神経内科脳波・てんかん学部門に留学。2002年1月京都大学医学部附属病院精神科神経科助手。2010年10月京都大学大学院医学研究科精神医学教室講師。2012年4月帝塚山学院大学人間科学部心理学科教授。専門は、臨床精神医学、臨床てんかん学、精神病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。