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“失われた時代”の高校生の意識

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  • サイズ B6判/ページ数 229,
  • 商品コード 9784641173460
  • NDC分類 376.4
  • Cコード C1036

内容説明

自分たちの現在をどう評価し、将来をどう展望し、どのような自分をめざしているか/社会をどう認識し評価しているか/社会とどのような関係を取り結ぼうとしているか/そしてそれは、どのような関係のなかで形成され、どのように変化しているのだろうか。高校生の考えていることを計量社会学者の手堅いデータ分析が明らかにする。

目次

序章 “失われた時代”の高校生―一九八六~二〇〇三年
第1章 「ゆとり教育」とは学習を変えたか―「ゆとり教育」導入前後の学習意識と学習行動の分析
第2章 規範意識は低下したのか―同調性と序列性の形成
第3章 進路意識はどのように変容したのか―ジェンダー・トラックの弛緩?
第4章 性別役割意識は変わったか―性差・世代差・世代間伝達
第5章 どのような相談ネットワークが進路選択を促進するのか―その広がりと多様性
第6章 社会意識はどのように変わったのか―満足感・不公平感の動態と学歴意識の変容
終章 公正な社会をめざして―「仙台高校生調査」が示唆するもの

著者等紹介

海野道郎[ウミノミチオ]
1973年東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻博士課程退学。現職、東北大学総長特命教授(教養教育院)。専攻、社会意識の数理・計量社会学

片瀬一男[カタセカズオ]
1983年東北大学大学院文学研究科博士後期課程退学。現職、東北学院大学教養学部教授。専攻、教育社会学、社会意識論、社会階層論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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