内容説明
成長する東アジア、ヨーロッパ勢力の東漸。地球的世界の成立に対応しつつ変貌していく日本。海外との人・モノ・情報の流通を管理・統制して平和を維持し、中華的秩序から自立して、独自の小帝国を形成する日本を描く。
目次
1 歴史的展開(十六~十七世紀)(外征と近世国家群の誕生;徳川政権と東アジア国際社会;キリシタンの世紀と伝統宗教;海禁・華夷秩序体制の形成 ほか)
2 対外関係の諸相(鉄砲伝来と倭寇;アジア海域のフランシスコ・ザビエル;イエズス協会領から「長崎口」へ;日本町と「朱印船航海図」 ほか)
著者等紹介
荒野泰典[アラノヤスノリ]
1946年生まれ。立教大学名誉教授
石井正敏[イシイマサトシ]
1947年生まれ。中央大学文学部教授
村井章介[ムライショウスケ]
1949年生まれ。立正大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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