出版社内容情報
「社会生活」「保険衛生」「法制度」「リサーチ方法」から「歴史」「文学」にいたるまで、ホームレスに関する様々なトピックを世界ではじめて体系的にまとめあげた百科事典の邦訳。
「ホームレスの定義と推計」「都市の野宿場所」「劇映画におけるホームレス像の変遷」「開発途上国における住居とホームレス」「シェルター」「ホームレス状態が子どもに与える影響」「図書館:ホームレスへのサービス提供問題」etc.
内容説明
本事典の特色:第一の特色として、文学および映像の重視があげられる。文学については、すでに日本語訳された古典も数多く、また日本で上映された映画もたくさんある。第二の特色としては、イギリスの1601年救貧法と1834年改正救貧法の全文が収録されていることがあげられる。
著者等紹介
レヴィンソン,デーヴィッド[レヴィンソン,デーヴィッド][Levinson,David]
文化人類学者。バークシャー出版グループ(Berkshire Publishing Group[BPG])社長。1996年にカレン・クリステンセン(Karen Christensen)とともにBPGを設立する以前は、イェール大学の人間関係地域別資料(略称HRAF)に在籍。モントクレア州立大学で心理学士号、ニューヨーク大学ワグナー公共行政大学院で行政学修士号、ニューヨーク州立大学バッファロー校で人類学博士号を取得。1971~1972年と1984年にバワリー街とニュージャージー州ニューアークで民族学調査を実施、1972年にアメリカの都市におけるホームレス問題を調査した。そのほか、家族関係、アルコール依存症の治療、民族関係、および社会理論について研究している
駒井洋[コマイヒロシ]
中京女子大学人文学部教授。1970年東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。東洋大学社会学部専任講師、筑波大学社会科学系助教授、同教授を経て、現職。筑波大学名誉教授
田巻松雄[タマキマツオ]
宇都宮大学国際学部教授。1984年筑波大学大学院社会科学研究科博士課程修了。名古屋商科大学を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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