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移民・ディアスポラ研究
難民問題と人権理念の危機―国民国家体制の矛盾

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750345222
  • NDC分類 369.38
  • Cコード C0336

目次

難民問題とゆらぐ人権理念
第1部 なぜ難民は生まれるのか―作り出される難民危機(「難民」の生まれる時代―グローバリゼーションの時代における人の移動;難民問題の原点としてのユダヤ人難民について;難民を生み出すメカニズム―南スーダンの人道危機)
第2部 難民の管理と排除の現在―アフリカ・中東・ヨーロッパ・米国(なぜ中東から移民/難民が生まれるのか―シリア・イラク・パレスチナ難民をめぐる移動の変容と意識;難民キャンプと故郷のダンス―スーダン青ナイル州からのある難民コミュニティの場合;難民問題の「矛盾」とトルコの政治・外交―ソフトパワー・負担・切り札;ヨーロッパの難民受け入れと保護に関する現在的課題―「難民危機」という神話を超えて;難民問題とアメリカ「人権政治」の危機)
第3部 ディアスポラとしての難民―トランスナショナルな社会空間(アフリカにおける難民・ディアスポラのトランスナショナルな活動;在来ベトナム難民とトランスナショナルな政治;「ソマリ・ディアスポラ」とソマリランド平和委員会;滞日ビルマ系難民と祖国の民政化―帰還・残留・分離の家族戦略)

著者等紹介

駒井洋[コマイヒロシ]
筑波大学名誉教授。移民政策学会会長。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)

人見泰弘[ヒトミヤスヒロ]
名古屋学院大学国際文化学部准教授。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は、国際社会学、難民研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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