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芸術家たちの素顔
僕はポロック

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  • サイズ B5判/ページ数 80p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784756245052
  • NDC分類 723.53
  • Cコード C0071

著者等紹介

イングラム,キャサリン[イングラム,キャサリン] [Ingram,Catherine]
美術史家。グラスゴー大学でハニーマン賞を受賞、第一級優等学位を取得。19世紀美術を専攻したコートルード美術研究所では修士号を取った。さらに、オックスフォード大学トリニティ・カレッジの研究員となり、哲学博士号を取得。その後、オックスフォード大学モードリン・カレッジの特別奨学生に。クリスティーズの文学修士コースで教鞭を執り、インペリアル・カレッジでは科学専攻の学部生たちに美術史を教える。また、テート・ギャラリー主宰の講座を受け持ち、サウス・ロンドン・ギャラリーの個人助手も務める

アークル,ピーター[アークル,ピーター] [Arkle,Peter]
書籍、雑誌、広告などで広く活躍するイラストレーター。アムネスティ・インターナショナル、『ザ・ニューヨーカー』誌、『ニューヨーク・タイムズ』紙、アンノック・ウィスキー、『ガーディアン』紙、『エスクァイア』誌、IBMなどの仕事を手がけてきた。オンラインギャラリー(peterarkle.com)で作品を公開しているほか、定期的に発行する「ピーター・アークル・ニュース」では、日常生活についてのエッセイやスケッチを発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

100
個性的で強烈な印象を残す絵を書き続けたポロックの生涯を解説した本。アメコミ風の挿絵が、面白い雰囲気を出している。絵と同じようにポロックの生涯は破れかぶれ。若い時にクリシュナムルティから影響を受けたそうだ。クリシュナムルティが好きな私には、それが嬉しかった。よく見ると、ポロックの絵には枠にはまりきれないエネルギーを感じるが、それは東洋のダイナミックな気の流れと共通したものかもしれないと感じた。ピューリタン的なアメリカ社会とポロックが相容れなかったのは、自然の成り行きだったのかも。2014/09/03

harass

67
このシリーズが図書館に揃っていたのに気がつきこれを借りる。抽象画家ジャクソン・ポロックの生涯と作品を紹介。70ページほどでエピソードのイラストと短い本文で構成。キャンバスに絵の具を滴らせただけに見える作風は記憶にあるが、彼の生涯については初めて知った。非常に繊細な彼はアルコール依存症と鬱に苦しめられ、作品が作れなくなり、44歳の生涯を交通事故で終える。作品は数メートルの大きさがあるそうで、ぜひ本物を見てみたいものだ。本の印刷と全然違うものだろうからだ。2017/08/17

kinkin

36
映画「ポロック」で彼のことを知った。それまでにドリッピングという技法で絵を描く人がいた程度のことしかしらなかったので興味を持って観た。この本はそんなジャクソン・ポロックにもう少し近寄れる本かもしれない。難しい芸術論や美術史のことは分からないが彼の荒れたザラザラした人生の一部を知ることが出来た。1950年代というのは今よりもずっと彼のような冒険がいくらでも出来る時代だったと思う。2014/09/21

takakomama

6
作品にタイトルを付けない理由に、なるほど・・・と思いましたが、タイトルがあってもなくても、私にはポロックの抽象画はわかりません。床に置いた大きなキャンパスに塗料をまき散らし、滴らせ、注いで制作しているポロックの写真がダイナミック!2019/12/22

しょー

6
作品を理解するのではなく、作品を通じて自分と対話をする。彼の作品は美しさを押し出すものでも、対象を描くわけではない。だからこそ、自己との対話を可能にしてくれる。「何に見えるだろうか」「この作品をみてどう思ったろうか」辛いときに、作品群を見返したい。2015/10/11

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