出版社内容情報
家庭裁判所調査官を長年務めた、非行臨床のプロである著者による非行臨床と臨床心理学の入門書。罪を犯した加害者でありながら、逆にこころの中では被害者意識が強い。そんな非行少年のこころのなかの逆説(パラドックス)にどう向き合い、かかわり、更生につなげていけばよいのか。家庭裁判所調査官を経て、いまも非行臨床家として活躍する著者による非行臨床論。臨床心理学を学びたい人にも最適。
第1章 現代非行の特質――コミュニケーション不全と自己愛の時代
第2章 非行少年と非行性の理解――被害者意識のパラドックス
? 非行少年の理解
? 非行性の理解と対応
第3章 非行臨床の方法
? カウンセリングと家族療法、ナラティヴ・セラピー
? 精神分析とユング心理学
? 地域社会へのかかわり
第4章 ストレスとトラウマの理解
第5章 さまざまな少年非行
第6章 少年非行と司法
第7章 非行臨床の新たな展開
村尾 泰弘[ムラオヤスヒロ]
著・文・その他
内容説明
罪を犯した加害者でありながら、逆にこころの中では被害者意識が強い。そんな非行少年のこころのなかの逆説(パラドックス)にどう向き合い、かかわり、更生につなげていけばよいのか。家庭裁判所調査官を経て、いまも非行臨床家として活躍する著者による非行臨床論。臨床心理学を学びたい人にも最適。
目次
第1章 現代非行の特質―コミュニケーション不全と自己愛の時代
第2章 非行少年と非行性の理解―被害者意識のパラドックス
第3章 非行臨床の方法
第4章 ストレスとトラウマの理解
第5章 さまざまな少年非行
第6章 少年非行と司法
第7章 非行臨床の新たな展開
著者等紹介
村尾泰弘[ムラオヤスヒロ]
立正大学社会福祉学部教授。1981年3月横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了。家庭裁判所調査官として少年非行や離婚など多くの家庭問題にかかわった後、立正大学専任講師、助教授を経て、立正大学社会福祉学部教授。NPO法人「神奈川被害者支援センター」副理事長。臨床心理士・家族心理士としても活動している。専門領域は非行臨床、臨床心理学、家族心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。