目次
メタ認知研究の背景と意義
学習におけるメタ認知と知能
知識の獲得・利用とメタ認知
学習方略とメタ認知
学習における動機づけとメタ認知
文章の理解におけるメタ認知
数学的問題解決におけるメタ認知
科学的思考と科学理論の形成におけるメタ認知
談話の産出・理解におけるメタ認知
学習の障害とメタ認知
認知行動療法とメタ認知
メタ認知の神経科学的基礎
著者等紹介
三宮真智子[サンノミヤマチコ]
1953年大阪府に生まれる。1983年大阪大学大学院人間科学研究科博士課程単位取得満期退学。1985年学術博士(大阪大学)。現在、鳴門教育大学大学院学校教育研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Riopapa
4
図書館から借りた本だったので、あまりじっくり読めなかったが、もう少し知識を得てから、また読んでみよう。2022/04/02
じゃがたろう
3
借りた本。メタ認知ってキーワードだけど、一言で説明って難しい。どのように指導支援に生かしていくかってのも結構ぼんやりしてるんだなぁって。試行錯誤感が否めなくてモヤモヤする。だからこそやり甲斐はあるのかもしれない。2018/01/08
takao
2
ふむ2023/12/13
ゆうき
2
学習に関わるところだけ読んだ。正直まだまだ理解できていないので、もう一回読み直そう。アクティブ・ラーニングという言葉が登場する前から、協同学習についてこれほど触れられている事が驚き。メタ認知能力的な観点から、協同学習の効果が完全ではないにせよ検証されていることは興味深い。文章理解に関する秋田先生の記述は非常に勉強になったので、関連する研究を追ってみよう。2018/08/21
センケイ (線形)
2
譲ってくれた友人に感謝。メタ認知はマニアックなようでいて本当に不可欠な概念だなと。学習は勿論、動機付け、談話、理論の構築、不安の解消と、どれをとってもすぐに実践したい応用にあふれているし、それぞれ意識して日々を送ることで、成長を効率化できそうである。もちろん機械学習を考えるうえでも、まだあまり数理的な実装に用いられていない概念も多いのではないか。自己フィードバックを効かせたエンジンを目指して、手探りしながら色々試してみよう。2018/01/31