イメージの中の日本―ソフト・パワー再考

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784766415391
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C3031

出版社内容情報

ジョセフ・ナイによって提唱されたソフト・パワー論の解明と、日本におけるソフト・パワーの源泉の再検討を行う。北朝鮮の核問題に対する日本と他国の反応、靖国問題、安倍首相の訪中、災害支援、従軍慰安婦問題を取り上げ、日本国民と他国民がもつ日本イメージの違いを明らかにする。

内容説明

北朝鮮のミサイル・核問題、靖国問題、歴史問題、災害支援、従軍慰安婦問題などを事例に、メディアや世論の動向を分析。日本イメージの形成過程をたどり、日本の自己イメージと他国からみた日本イメージとのズレを明らかにする。

目次

第1章 ソフト・パワーと日本の戦略
第2章 日本のソフト・パワーの「歴史性」と「政治性」
第3章 メディア報道と世論調査にみる日本の自己イメージ
第4章 靖国問題をめぐる中・韓の対日イメージ
第5章 2006年の北朝鮮ミサイル・核問題と日本―米国・中国・韓国の新聞報道
第6章 米豪の日本イメージ―靖国問題を事例として
第7章 東南アジアにおける日本イメージと日本外交―1970年代を中心に
第8章 東南アジア諸国の日本イメージ再考―遠い存在、身近な「日本」、期待
第9章 中国の対日イメージの基本構造
第10章 2007年・従軍慰安婦問題―「日本」はどう報じられていたか

著者等紹介

大石裕[オオイシユタカ]
慶應義塾大学法学部教授、同メディア・コミュニケーション研究所長。1956年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科(政治学専攻)博士課程修了。法学博士。関西大学社会学部などを経て現職。専攻は政治コミュニケーション論、ジャーナリズム論

山本信人[ヤマモトノブト]
慶應義塾大学法学部教授、同グローバルセキュリティ研究所副所長。1963年生まれ。コーネル大学院政治学専攻博士課程修了。慶應義塾大学法学部専任講師、助教授を経て現職。専攻は東南アジア政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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