出版社内容情報
精神科チーム医療に必要なスキルとテクニック,そして各職種の「ものの見方・考え方」を,初学者でもわかりやすいようにまとめた。
内容説明
複雑な精神科臨床において、究極の治療技術は「連携」=「チーム医療」。本書は、精神科医や精神科看護、ソーシャルワーカー、心理職、作業療法士などの精神科援助職が病院と地域で「チーム」となっていくために、必要なスキルとテクニック、そして各職種の「ものの見方・考え方」を、初学者でもわかりやすいようにまとめたものです。
目次
第1部 援助職のお作法(基本の基本)を考える(対人援助職と「援助のコツ」;援助職とシステムズアプローチ;病棟においての医師の心得;カウンセラーとの協同治療のすすめ;連携をするときに知っておきたいこと ほか)
第2部 援助職のホンネはチーム医療のキーとなる(精神保健福祉士について;小児科医について;社会福祉士について;精神科看護師について;養護教諭について ほか)
著者等紹介
野坂達志[ノサカタツシ]
1961年、鳥取県大山町生まれ、精神保健福祉士、家族療法家。府中市立湯が丘病院診療技術局。1985年東洋大学社会学部社会福祉科卒業。1984年群馬県西毛病院。1988年広島県福山友愛病院。1989年埼玉県大宮厚生病院。1990年より府中市立湯が丘病院診療技術局勤務
大西勝[オオニシマサル]
1961年、山口県岩国市生まれ。精神科医、医学博士。岡山大学保健環境センター助教授。1987年岡山大学医学部卒業。1991年公立上下湯ケ丘病院(現、府中市立上下湯ケ丘病院)。1993年公立周桑病院(現、西条市立周桑病院 愛媛)。2001年岡山大学医学部附属病院精神科。2004年より岡山大学保健環境センター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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