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セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772413961
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

本書はセルフ・コンパッションの実証的研究の先駆者である著者が、自身の体験を交えて学術研究の知見をわかりやすくまとめた本である。

本書はセルフ・コンパッションの実証的研究の先駆者である著者が、自身の体験を交えながらいままでの学術研究の知見をわかりやすくまとめた本である。主要な部分にはエクササイズを含むという工夫が満載。
セルフ・コンパッションの概念から、著者がそこへと至る過程、セルフ・コンパッションの構成要素、セルフ・コンパッションと自尊心の違い、セルフ・コンパッションの活用方法を紹介する。

謝辞
訳者まえがき
第1部 セルフ・コンパッションに至る道
 第1章 セルフ・コンパッションの発見
 第2章 狂気の終結
第2部 セルフ・コンパッションの主要な構成要素
 第3章 自分に優しくすること
 第4章 私たちは世界を共有している
 第5章 ありのままの世界に対してマインドフルになる
第3部 セルフ・コンパッションがもたらす恩恵
 第6章 感情の回復力
 第7章 自尊心ゲームからの脱却
 第8章 やる気と個人の成長
第4部 人間関係におけるセルフ・コンパッション
 第9章 他者に対する慈悲の心
 第10章 セルフ・コンパッションを育児に活かす
 第11章 愛とセックス
第5部 セルフ・コンパションによる深い喜び
 第12章 変化の兆し
 第13章 自分に感謝するということ:セルフ・アプリシエーション
付記
訳者あとがき

【著者紹介】
●訳者略歴
石村郁夫(いしむら・いくお)
2009年、筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻発達臨床心理学分野博士課程を修了。同年、東京成徳大学応用心理学部臨床心理学科および東京成徳大学大学院心理学研究科助教に着任し、2013年より同准教授。臨床心理士。あいクリニック神田非常勤心理士。2008年に第3回アジア健康心理学会議Outstanding Presentation Award受賞、2009年に筑波大学人間総合科学研究科長賞、2010年に日本心理学会優秀論文賞、2011年に世界心理療法会議ベストポスター賞受賞、2012年と2013年に日本ヒューマン・ケア心理学会優秀発表賞を受賞する。
著書:『カウンセリングのすべてがわかる―カウンセラーが答える本当の心理学』(技術評論社、共編著、2010)、『フロー体験の促進要因と肯定的機能に関する心理学的研究』(風間書房、2014)

樫村正美(かしむら・まさみ)
2008年、筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻臨床心理学分野博士課程を単位取得満期中退。博士(心理学)、臨床心理士。筑波大学人間系心理学域助教、同大医学医療系災害精神支援学講座助教を経て、2013年より日本医科大学医療心理学教室講師。
著書:『こころを癒すノート―トラウマの認知処理療法自習帳』(創元社、共著、2012)。

内容説明

本書はセルフ・コンパッションの実証的研究の先駆者である著者が、自身の体験を交えながらいままでの学術研究の知見をわかりやすくまとめた本である。主要な部分にはエクササイズを含み、セルフ・コンパッションの活用方法を余すところなく紹介する。

目次

第1部 セルフ・コンパッションに至る道(セルフ・コンパッションの発見;狂気の終結)
第2部 セルフ・コンパッションの主要な構成要素(自分に優しくすること;私たちは世界を共有している;ありのままの世界に対してマインドフルになる)
第3部 セルフ・コンパッションがもたらす恩恵(感情の回復力;自尊心ゲームからの脱却;やる気と個人の成長)
第4部 人間関係におけるセルフ・コンパッション(他者に対する慈悲の心;セルフ・コンパッションを育児に活かす;愛とセックス)
第5部 セルフ・コンパッションによる深い喜び(変化の兆し;自分に感謝するということ:セルフ・アプリシエーション)

著者等紹介

石村郁夫[イシムライクオ]
2009年、筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻発達臨床心理学分野の博士課程を修了し、博士(心理学)を取得。同年、東京成徳大学応用心理学部臨床心理学科および東京成徳大学大学院心理学研究科助教に着任し、2013年より同准教授。臨床心理士。あいクリニック神田非常勤心理士。2007年に第3回アジア健康心理学会議Outstanding Presentation Award受賞、2009年に筑波大学人間総合科学研究科長賞、2010年に日本心理学会優秀論文賞、2011年に世界心理療法会議ベストポスター賞受賞、2012年、2013年、2014年に日本ヒューマン・ケア心理学会優秀発表賞を受賞

樫村正美[カシムラマサミ]
2008年、筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻臨床心理学分野博士課程を単位取得満期中退。博士(心理学)、臨床心理士。筑波大学人間系心理学域助教、同大医学医療系災害精神支援学講座助教を経て、2013年より日本医科大学医療心理学教室講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらすけ

22
セルフコンパッションとは自己への思いやり。セルフコンパッションがある人は不安障害になりづらかったり、鬱のきっかけになりやすい反芻思考(グルグルと同じ悩みを考え続ける)を経験しづらいなど、いいことが多いと調査でわかっているらしいです。本書を読むと著者のエピソードが具体的でセルフコンパッションと自己憐憫や甘えの違いなどが具体的にわかります!本書は具体的なアドバイスが少ないので、『セルフコンパッションのやさしい実践ワークブック』もふせて読むと、セルフコンパッションの鍛え方もわかってよいです!2022/06/26

ポワン

13
【「苦しみ」は、共通の人間性だ。「セルフコンパッション」でありのままの自分を受け入れよう!】◎「セルフコンパッション」とは、自己と他者、そしてあらゆる事象に評価を下さず、「優しさ」を向け、受け入れる概念。◎セルフ・コンパッションは「自分に対する優しさ」「共通の人間性」「マインドフルネス」の3要素から成る。◎「フレンドトレーニング」や「アイスエクササイズ」「慈悲の瞑想」など、セルフコンパッションを身に付けるためのエクササイズも載っている。◎概念的な話が多いが、著者の体験談と上手く絡んでおり、理解しやすい。2021/03/03

OHC

12
翻訳が悪いのかとても読むのに時間がかかり、何度も挫折した。あまり聞き馴染みがなく、抽象的なことが多いのも読みにくさの理由であろう。しかし、セルフコンパッションは現代やこれからの社会で必要な考え方と思うので、同著者のワークブックで実践しながらこの考え方を吸収していきたい★★★★☆2021/01/07

Darbytime

9
下手すると今までで買った中で一番高い本。 でも内容はその価値がある。今までマインドフルネスやその他の瞑想法、仏教、道教、キリスト教等の本に触れ、自分の築き上げた文脈の世界の外側に言外の世界があることは理解していたけど、言葉を話す人類として生きざるを得ない文脈の世界をどう穏やかに過ごせるようにするかについて、東洋的な曖昧さではなく明白に示してくれている点がいい。2017/12/22

るい

8
仕事、副業、プライベート。睡眠を削って3年間、がむしゃらに走り続けてきた。上司のパワハラ、同僚の嫌がらせ、恋人のDV。毎晩、泣き続けた。嫌なことばかり考えた。身体症状に出た。それでも、永遠に走れると思った。だが、ある日突然、仕事に行けなくなった。彷徨う中で、最初に手に取ったのがこの本だった。「あるがままの自分を受け入れる」この言葉を読んでから、無意識のうちに、毎日自分にダメ出しし続けてきたことに気づいた。これを知れば誰もが生きやすくなる。現代社会で精神衛生を保つために、誰もが知っておきたい1冊。2021/04/11

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