CAMS自殺の危険のマネジメント―治療者と患者の協働

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CAMS自殺の危険のマネジメント―治療者と患者の協働

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  • サイズ B5判/ページ数 253p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784772416405
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

自殺の危険の高い患者と治療者が「協働」して治療を進めることで解決を目指す,自殺予防の臨床家必読の治療哲学論。世界中で起きている,患者の自殺という最も重大な問題の予防に向き合うには何が重要か。
自殺の危険の高い患者に対する治療にとって,本書で紹介するCAMS(Collaborative Assessment and Management of Suicidality)の治療的アプローチは革新的な枠組みとなる。
CAMSでは治療者と患者の「協働」が鍵となる。治療者は患者自身も積極的に診断や治療に関与していくよう働きかけることで,治療の効果を最大限に引き出そうとする。著者は,初回セッションでの危険評価,治療計画の立案,その後の評価,終了の決定,終了後の計画といった治療経過で一貫して患者の関与を強調する。
また,CAMSの治療においては自殺状態評価票(SSF: Suicide Status Form)が欠かせず,危険評価用紙としてだけでなく,治療を通して応用的に使用する臨床ツールとなっている。巻末付録にはSSF本体と記入例,記入における各マニュアルを収録しており,実際の臨床での使用を見据えたつくりとなっている。
SSFには,万が一患者の自殺が起きてしまった場合の医療過誤訴訟から臨床家を守る治療の記録としての役割もあり,この問題に関する章も一読の価値がある。
本書は自殺予防に携わる臨床家にとって新たな道標となる治療の哲学と実践的アプローチの書である。

序文
はじめに
謝辞
第1章 自殺の危険の協働的評価と管理―現代の治療領域における自殺に焦点を当てた臨床的介入
第2章 SSFとCAMSの発展
第3章 臨床的ケアの体制とCAMSの最適な実施法
第4章 CAMS危険評価―SSFの協働的使用
第5章 CAMS治療計画―患者と協力して自殺に焦点を当てた治療計画を立てる
第6章 CAMS中間セッション―自殺の危険評価のモニターと治療計画の更新
第7章 CAMS臨床結果と治療後計画―人生からの教訓と自殺の危機後の人生
第8章 医療過誤訴訟の危険を減らす手段としてのCAMS
第9章 CAMSの適用の拡大と将来の発展
おわりに
附録A 自殺状態評価票(Suicide Status Form: SSF)第4版(SSF-4)
附録B SSF主要評価尺度―評点マニュアル
附録C SSF生きる理由と死ぬ理由―コード・マニュアル
附録D SSFたったひとつのこと反応―コード・マニュアル
附録E 治療ワークシート
附録F CAMS評価尺度(CRS.3)
附録G CAMSについてしばしば尋ねられる質問
附録H ビルに対して実施したCAMSの実例
訳者あとがき

デイヴィッド・A・ジョブズ[デイヴィッド ジョブズ]
著・文・その他

高橋祥友[タカハシヨシトモ]
翻訳

内容説明

本書は自殺予防に携わる臨床家にとって新たな道標となる治療の哲学と実践的アプローチの書である。

目次

第1章 自殺の危険の協働的評価と管理―現代の治療領域における自殺に焦点を当てた臨床的介入
第2章 SSFとCAMSの発展
第3章 臨床的ケアの体制とCAMSの最適な実施法
第4章 CAMS危険評価―SSFの協働的使用
第5章 CAMS治療計画―患者と協力して自殺に焦点を当てた治療計画を立てる
第6章 CAMS中間セッション―自殺の危険評価のモニターと治療計画の更新
第7章 CAMS臨床結果と治療後計画―人生からの教訓と自殺の危機後の人生
第8章 医療過誤訴訟の危険を減らす手段としてのCAMS
第9章 CAMSの適用の拡大と将来の発展

著者等紹介

ジョブズ,デイヴィッド・A.[ジョブズ,デイヴィッドA.] [Jobes,David A.]
心理学博士、米国専門心理学会理事、米国カトリック大学心理学部教授、臨床研修副部長。軍人健康科学大学(The Uniformed Services University of the Health Sciences)医学部臨床教授。30年以上におよび自殺学の研究に携わり、この領域において多くの著書や論文を発表するとともに、臨床自殺学、専門倫理、自殺の危険の治療について専門家を対象とした研修を積極的に行ってきた。ジョブズ博士は、国防総省、復員軍人省、疾病対策センター、米国科学アカデミーのコンサルタントとしても活動してきた。業績が認められて、米国自殺学会より自殺行動の治療についての優れた研究に対してマーシャ・リネハン賞、自殺予防に関する専門家としての貢献に対してルイ・I・ダブリン賞等が授与された。ワシントンDCにおいて個人開業するとともに、司法精神医学に関する活動も行っている

高橋祥友[タカハシヨシトモ]
金沢大学医学部卒業。東京医科歯科大学、山梨医科大学、UCLA、東京都精神医学総合研究所、防衛医科大学校を経て、2012年より筑波大学医学医療系災害・地域精神医学教授。医学博士、精神科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。