出版社内容情報
子どもは、地球の未来をつくる大切な財産です。児童労働は、子どもが教育をうけることを妨げている原因になっています。
第1章 カカオの国で働く子どもたち
第2章 カカオがチョコレートになるまで
第3章 カカオとチョコレートの歴史
第4章 児童労働を生み出す、カカオと貧困の関係
第5章 カカオ畑での児童労働をなくすとりくみ
第6章 「児童労働のないチョコレート」のために世界は動き出した
第7章 日本で「児童労働のないチョコレート」ができるまでの道のり
第8章 日本でも広がり始めた、わたしたちにできること
【著者紹介】
◆特定非営利活動法人ACE・ACE(Action against Child Exploitation=子どもの搾取に反対して行動する)・児童労働のプロジェクトに特化した国際NGO。・児童労働問題にとりくむ21団体のNGOのネットワーク「児童労働ネットワーク」の事務所をACEが担う。国際的な連帯運動の「児童労働反対世界デー」をACEを中心に開催している。・現地プロジェクトとして、「ピース・インド プロジェクト」、ガーナで「スマイル・ガーナ プロジェクト」をおこなっている。・森永製菓が、人気商品のチョコレート「DARS」のパッケージに「チョコレートと児童労働」の問題を知らせ、その問題に取り組むNGOの活動を売上金の一部を寄付するという「コーズリレーテッドマーケティング」をACEに対しおこなっている。・設立15年目を迎え、ドキュメンタリー映画『バレンタイン一揆』を製作。全国上映活動を展開中
内容説明
収獲されたカカオ豆は、やがておいしいチョコレートになっていきます。でも、カカオ畑では、たくさんの子どもたちが過酷な労働を強いられています。2009年、ACEがカカオの一大産地ガーナで始めた児童労働をなくす「スマイル・ガーナプロジェクト」は森永製菓の「1チョコ for 1スマイル」キャンペーンと協働して、児童労働のない「しあわせを運ぶチョコレート」が発売されるまでになりました。チョコレートと児童労働―わたしたちを結びつけるすてきな物語!
目次
第1章 カカオの国で働く子どもたち
第2章 カカオがチョコレートになるまで
第3章 カカオとチョコレートの歴史
第4章 児童労働を生み出すカカオと貧困の関係
第5章 カカオ畑から児童労働をなくすとりくみ
第6章 「児童労働のないチョコレート」のために世界は動き出した
第7章 日本で「児童労働のないチョコレート」ができるまでの道のり
第8章 わたしたちにできること
著者等紹介
白木朋子[シロキトモコ]
認定NPO法人ACE事務局長、理事。1974年宮城県仙台市生まれ。宮城学院高等学校、明治学院大学国際学部卒業。ロンドン大学東洋アフリカ大学院国際教養ディプロマ課程(開発学、比較文化学専攻)、サセックス大学・文化環境開発研究(CDE)開発人類学修士課程修了。大学でインドの児童労働を研究後、ACE設立メンバーとして、1997年12月より活動開始。民間企業を経て、2005年4月より現職。ガーナでのプロジェクト立案、国内外の企業との協働、国内での講演、執筆など、幅広く活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
mikipon
ののまる
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
tomatobook