目次
第1部 災害発生前・直後の心理や行動(「わがこと意識」を身につけよう―防災を意識的に学ばなければならないわけ;「自分が助かる」ことから考えよう―死なない・ケガをしないためのイメージづくり;なぜ人は逃げないのか―「バイアス」という人間特性を理解する)
第2部 災害発生から10年間の心理や行動(「心のブレーカー」を上げよう―災害過程(1)失見当
「救助・救出」は自分たちでという現実を直視しよう―災害過程(2)被災地社会の成立
「避難所」は被災者にとってどんな存在かを知ろう―災害過程(3)災害ユートピア
「新しい日常」を取り戻そう―災害過程(4)現実への帰還
「長く続く生活再建」を乗り越えよう―災害過程(5)創造的復興)
第3部 来たるべき災害に向けて(「心を保つ・支える」ための原理と方法を学ぼう―ストレスと心のケア;「過去の災害を未来の防災へ」生かそう―防災教育の最前線)
著者等紹介
木村玲欧[キムラレオ]
兵庫県立大学環境人間学部/大学院環境人間学研究科准教授。1975年東京都生まれ。早稲田大学人間科学部卒業、京都大学大学院情報学研究科修士課程、同博士後期課程修了、博士(情報学)(京都大学)。認定心理士、専門社会調査士。名古屋大学大学院環境学研究科助手・助教等を経て現職。専門は防災心理学、防災教育学、社会調査法。主な委員は、内閣府・防災教育チャレンジプラン実行委員会委員、関西広域連合・関西広域防災計画策定委員会委員、東京大学地震研究所・首都直下地震の地震ハザード・リスク予測のための調査・研究運営委員会委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。