内容説明
湯治場から観光地へ―鉄道網の発達やメディア・イベント、余暇の「発明」など、近代のツーリズムが拡大するなかで、大きく変わった温泉地。そのすがたを、当時のガイドブック・絵はがき・鳥瞰図などをもとに鮮やかに描き出す。
目次
1 温泉案内書の系譜
2 鉄道旅行普及以前の温泉地
3 温泉旅行の大衆化
4 メディア・イベントと温泉地の動き
5 昭和前期の温泉ブーム
6 戦時下における温泉地の変容
著者等紹介
関戸明子[セキドアキコ]
1962年名古屋市生まれ。1988年奈良女子大学大学院人間文化研究科博士課程中途退学。専攻:歴史地理学、社会地理学。群馬大学教育学部准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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