出版社内容情報
森井じゅん[モリイジュン]
著・文・その他
内容説明
かつては「一億総中流」と呼ばれ、自分自身が中流だと考える人がいまだに九割を超える国、日本。しかし高齢化社会を迎え、雇用システムやセーフティネットは崩壊寸前。普通に生きて普通に働き、普通に老後を迎えることが難しくなっているのが現実である。転職や病気、介護、子育てなどの要因により、多くの人が下流に落ちる可能性と共に生きている時代。貧困家庭から這い上がった公認会計士・税理士・ファイナンシャルプランナーの森井じゅんが“不安の時代”の中で自分自身の人生を生き抜く術を解説する。
目次
第1章 下流予備軍とは何か(中流とは何か;下流とは何か;下流予備軍を生み出す日本社会の状況;日本人が下流に転落しやすい理由;予備軍から下流へ転落した実例)
第2章 日本の雇用システムと下流転落の原因(「正社員」の実態;日本式セーフティネットの不備;失業以外の転落パターン;経済的視点からの下流分析)
第3章 下流予備軍からの脱出(下流予備軍から抜け出すためには;労働市場・雇用システムに対する提言)
第4章 下流から中流へ(下流から中流へ這い上がった実体験)
著者等紹介
森井じゅん[モリイジュン]
1980年生まれ。公認会計士・米国ワシントン州公認会計士・税理士・ファイナンシャルプランナー。高校を中退後、大検を取得。レイクランド大学ジャパンキャンパスを経てネバダ州立リノ大学に留学。留学中はカジノの経理部で日常経理を担当。一女を出産し帰国後、シングルマザーとして子育てをしながら公認会計士資格を取得。2014年に森井会計事務所を開設し、税務申告業務及びコンサル業務を行う傍ら、情報番組へのコメンテーターとしての出演や、女性向けビジネスメディアでの連載など、活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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