内容説明
本書は、1990年から1999年までの期間に公刊された学会誌、学会発表論文集、紀要、単行本にあたり、心理尺度を扱っている論文を集めた。本巻では自己概念、自己知識、自己評価、自尊感情、自我同一性、自己開示・自己呈示など自己に関するもの、ジェンダー・性役割、認知判断傾向、感情・気分に関するものが含まれる。最後の章に「心理尺度の使い方」についての解説がある。本書は心理学の研究者や学生のみならず教育関係者、医療・看護・介護関係者、カウンセラー、マーケティング調査関係者、企業の人事担当者などの実務家も対象としている。
目次
1 自己
2 自我同一性の形成
3 一般的性格
4 ジェンダー・性役割
5 認知判断傾向
6 感情・気分
7 自己開示・自己呈示
心理尺度の使い方
著者等紹介
堀洋道[ホリヒロミチ]
1960年東京教育大学教育学部卒業。1966年東京教育大学大学院教育学研究科単位取得退学。1989年筑波大学心理学系教授。2001年大妻女子大学人間関係学部教授
山本真理子[ヤマモトマリコ]
1970年東京都立大学文学部卒業。1978年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、筑波大学心理学系教授、文学博士
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