内容説明
曲亭馬琴が二十八年の歳月をかけて刊行した『南総里見八犬伝』。見せ場の多くはその戦いの場面にあり、登場人物たちのキャラクターやシチュエーションに合わせて、様々な武器が登場する。武器の描写に馬琴がどんな意匠を凝らしたのか。スペクタクルを演出する武器から「八犬伝」を読む。
目次
1 槍などの長柄の武器
2 刀剣のいろいろ
3 名刀列伝
4 鉄砲
5 格闘・捕縛
6 弓矢などの飛道具
著者等紹介
吉丸雄哉[ヨシマルカツヤ]
1973年8月28日長崎県に生まれる。1996年3月東京大学文学部国文学科卒業。2004年3月東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。専攻・学位:日本近世文学・博士(文学)。現職:順天堂大学、東京医科歯科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。