内容説明
底なしのニッポンを底ぬけに楽しもう!さおりとトニーが、いにしえの都で学んだ「和のココロ」とは?知らなかった歴史と伝統、そして今の姿がわかる知的好奇心本。
目次
第1章 伝統の作法・たしなみ(香道;茶道;華道;弓道)
第2章 お寺・神社と町家(枯山水;宮大工の技;精進料理;雅楽)
第3章 伝統工芸と京のくらし(扇子;友禅;蒔絵;象嵌;和菓子)
著者等紹介
小栗左多里[オグリサオリ]
岐阜県生まれ。95年にデビュー
ラズロ,トニー[ラズロ,トニー][L´aszl´o,Tony]
ハンガリー人の父とイタリア人の母の間に生まれ、米国に育つ。1985年より日本を拠点とするライター。英語と日本語で文書を書く傍ら、1994年から多文化共生を研究するNGO「一緒企画(ISSHO)」を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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美登利
87
日本人として50年も過ぎると、まあそれなりに幾つか和文化も経験しているのですが、それにしても奥が深い!しかもそれらが全て京都にて体験、見聞き出来るものだとは。著者ご夫婦が体験したものは漫画もかなりのペースを取って描いてあります。色々人により体験してみたいと思うものと興味のあるものは違うんだろうな。細かい作業のプロしか出来ないものは、数ページの紹介なのが残念だけど仕方ないですね。芸術性が高く技術を要するものから、手軽に学べるものまで、これらの文化はいつまでも残しておきたい。何よりも京都へ行きたくなります。2016/01/22
ばう
55
★★★香道、茶道、華道から始まって風呂敷包みまで実に盛り沢山の内容。こんなにたくさん体験できるものがあるのだと驚きました。和菓子や扇子作りは何となくわかるけれど枯山水まで体験できるとは⁉︎日本人でありながら知らない事はまだまだ沢山ある。折角日本人として生まれてくる事が出来たのだから、もっといろんな事を知っていかないと勿体無いな、と改めて思いました。自分でもやってみたいと思ったのは香道と蒔絵と扇子作り。でも美的センスゼロだからなぁ…(涙)。2016/05/11
mai
48
日本の伝統文化って素敵だなぁ。としみじみ。緑茶を買って、玄米茶やほうじ茶、自宅で作れるなんて知りませんでした。もう少し涼しくなったら作ってみようかな。2017/09/15
をよよ
44
象嵌がどういうものなのか、初めて知りました…。 京都の文化はなんとなく知っている程度で、さして興味も持っていなかったので 読み進めるのに時間がかかりました。 一番面白かったのは「日本語の過去への旅」です。私がダーリンシリーズを追いかけているのは、やはりこっち方面の話が読みたいからなんだなあと今さらのように実感。 風呂敷の包み方講座もどこかで使えそうで面白かったです。風呂敷が欲しい。 2017/01/07
Tanaka
37
ダーリンは外国人繋がりで読んでみました。自分でもよく知らない日本の文化について書かれているので、とても勉強になりました。2012/09/22