内容説明
これだけ多くの消臭グッズやフェロモン分泌をうたう製品が世に出回っている現在でも、「香り」や「嗅覚」の研究は遅々として進んでいないのが実情です。本書ではまだまだ未知の分野である「嗅覚」について、独自のアンケートにより「女性の加齢臭」から「体臭の遺伝」「病気臭の嗅ぎ分け」、そして「イヌやネコの好きな香り」や「もっともくさい食品」まで誰もが気になる疑問を集めました。
目次
第1章 体臭のギモン
第2章 モテる香りのギモン
第3章 香りの性質についてのギモン
第4章 ヒトや動物の嗅覚についてのギモン
第5章 消臭のギモン
第6章 その他のギモン
著者等紹介
外崎肇一[トノサキケイイチ]
理学博士。明海大学歯学部形態機能成育学講座生理学分野教授。嗅覚と味覚の生理学が専門。アメリカ合衆国フロリダ州立大学生物学客員研究員、岐阜大学大学院獣医学科教授などの経歴をもつ
越中矢住子[コシナカヤスコ]
文系大学を卒業後、出版社、業界紙の記者を経てフリーに。生物や化学などの理系分野へのあくなき興味関心を生かし、業界紙などで企業取材からデータ収集、研究論文などの学術取材まで、幅広く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
1
香りに関する様々な話題について解説した本。マンガで分かるとあるが、文章2ページほどで説明あり、同じ話題をマンガ1ページでも描いている。香り成分の化学的側面からの詳しい解説はなく、お話がメイン。2016/07/31
ラスカぽん
0
入門書なので、どこかで見たり聞いたりしたような内容ばかりでしたが、非常にわかりやすくかみ砕いて書いてあり興味深い本でした。軽く通勤時間等に漫画感覚で読むのにぴったりでした。2012/03/16
ぷくらむくら
0
「嗅覚」の世界の未知な分野が良くわかる。面白かった。2009/02/03
かりん
0
3:超入門。繰り返しと誤字が気になる…。動物が好むのはバナナの香り。女子寮効果。ジャスミンと糞便。悪臭からの解放感。バニラと老化。においの遺伝子500〜700、味覚5、視覚3。モーニングブレス。柿渋石鹸。帯電性質。煙草に濡れタオル。オオマルハナバチとトマト。重曹ガラス盛り。2009/01/19