出版社内容情報
21世紀は「国境」の概念がますます多様化していく時代。地理上の国境線の他に、ヒト・モノ・カネの国境・精神の国境が出現している。グローバル化時代をこの「3つの国境」から読み解く。
内容説明
21世紀は「国境」の概念がますます多様化していく時代。地理上の国境線のほかに、軍事上の国境、貿易や国際金融における国境、ヒトやモノの移動による国境、異文化コミュニケーションにおける国境、情報通信技術における国境、民族のアイデンティティとしての国境…グローバル化時代を「3つの国境」から読み解く知っておきたい「国境」の知識が満載。
目次
序章 国家を捉える(増大する国家;国家の多様な顔 ほか)
第1章 領土―地理上の国境(領土のもつ意味;地上の国境線 ほか)
第2章 制度―ヒト・モノ・カネの国境(国境としての制度;ヒトの移動 ほか)
第3章 アイデンティティ―精神の国境(エリクソンとアイデンティティ;言語の境界 ほか)
終章 国境と棲み分け
著者等紹介
野村甚三郎[ノムラジンザブロウ]
1955年青森県生まれ。1987年早稲田大学大学院政治学研究科(国際政治)修士課程修了。国家論研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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