内容説明
学びが育てる“未来の芽”。荒れる、キレる、閉じこもる、パニックになる子どもたちとどう向き合うか―。子どもに寄り添う教師からのメッセージ。
目次
第1章 子どもに手渡す“幸福な時間”(この子たちはいったいどうなっているんだ;信頼と生きることへの希望を生みだすために ほか)
第2章 子どもの心の危機を考える(みずからの生を問う子どもたち;生きることに戸惑い傷つく少女 ほか)
第3章 子どもに寄り添うことから始めたい(攻撃的でなく生きられること;危うさのなかで生きる少年と寄り添うことの意味 ほか)
第4章 学びあう教室のなかで子どもは変わる(怒りと悲しみが一つになって;学びのなかで“聴き取る”こと、“つなぐ”こと ほか)
第5章 子どもたちに“胸に染み入る”なつかしさを(『モモ』と子どもの時間;「先生、月が出ているよ」 ほか)
著者等紹介
山崎隆夫[ヤマザキタカオ]
1950年静岡県袋井市に生まれる。1972年より東京都の教員となる。現在、大田区立矢口西小学校教諭。「学びをつくる会」「教育科学研究会」会員。子どもたちの心の声やいのちの震えを感じ取り、生きることへの喜びや希望を育てる教師でありたいと、日々の実践を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。