内容説明
お寺には仏像があるのに、なんで神社には神像がないの？こんな疑問を抱いたことはないでしょうか。「日本の神々をわかりやすいイラストと簡潔なテキストで紹介しよう」という本書では、たんに神々の肖像画ではなく、なるべく神話や伝説の場面をおりまぜて描くことで、八百万の神の姿を活写しています。本書は手に神社巡りに出かけ、神々と出会い、『古事記』や『日本書紀』などの神話世界や信仰の歴史に親しんでいただければと思います。
目次
序章 神様の基礎知識
第１章 天つ神編
第２章 国つ神編
第３章 神社に祀られている人気神
第４章 不思議な神様、奇妙な神様
第５章 民間信仰と地方の神々
付録
著者等紹介
カワグチニラコ［カワグチニラコ］
イラストレーター。実用書のイラストからコミックエッセイまで手がける。縁結び祈願を発端に全国の神社を巡るようになり、日本の神様の世界そのものに親しむようになった
古川順弘［フルカワノブヒロ］
フリーライター。宗教・歴史分野を中心に、書籍・雑誌の編集・執筆を行う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
7a
12
娘7歳、神様について知りたいと言われたが彼女の言うのはギリシャ神話の神様。蔵書になかったので日本の神様をとりあえず。火の神を産んだイザナミが苦しみ死に至るまで生み出した吐瀉物、糞尿がそれぞれ鉱物、粘土、水の神様に…という説明をしながら私「？？？」、娘「？？？」。2020/04/13
ベローチェのひととき
10
妻が神保町の本市で買ってきてくれた本。日本書紀や古事記に登場してくる神々を楽しいイラストを混じえて紹介している本。天照大御神のイラストがノーテンキな女子学生の様で微笑ましかった。巻末に神社の紹介があり、色々な場所にある八幡神社、稲荷神社、熊野神社、白山神社、春日神社、日枝神社、愛宕神社などの由来、総本山、祭神、ご利益などを知ることができてうれしかった。奇しくも、最近東京十社巡りを始めたところで、祭神名からイラストを思い出すと、一人にやけてしまう。2021/05/22
バーベナ
4
神様だけど、妙に人間くさい可愛いイラストのおかげで読むのがとても楽しい。民間信仰の神様にも触れていて、面白い。2017/09/16
たふ
2
面白い。面白いけど、神様の名前がどうにも覚えられない。だいたい読めない。手元に置いて、お参りの時に確認したい。壮大なスケールの漫画になってるものはないでしょうか？2018/11/25
saki
2
日本の神々の誕生や逸話がぶっ飛んでいて面白い。人に話したくなる内容。神話の知識ゼロだったけどイラスト付きなのでわかりやすかった。2018/05/26
