出版社内容情報
最後の作品となった自伝的長篇の新訳。妻ゼルダらとの本作関連の書簡集、村上春樹による巻末解説を付す。
内容説明
失意と苦悩のなかで書き継がれたフィッツジェラルドの最後の長篇!附:森慎一郎編訳「小説『夜はやさし』の舞台裏―作者とその周辺の人々の書簡より」小説の執筆が始まった1925年から作者が没する1940年までの『夜はやさし』に関わる書簡を抜粋・選録。
著者等紹介
フィッツジェラルド,F.スコット[フィッツジェラルド,F.スコット] [Fitzgerald,F.Scott]
1896‐1940。アメリカの小説家。いわゆる「ロスト・ジェネレーション」を代表する作家。プリンストン大学中退後、第一次世界大戦に従軍を志願。アラバマ駐屯地でゼルダ・セイヤーと出会い、1920年、処女作『楽園のこちら側』刊行後、結婚。妻ゼルダとともに当時の若者のライフスタイルに大きな影響を与えた時代の寵児となる。晩年はアルコールに溺れ、精神を病んだゼルダとの葛藤など、失意の中で生涯を閉じる
森慎一郎[モリシンイチロウ]
1972年岡山市生まれ。京都大学大学院文学研究科准教授。専攻はアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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