四次元の冒険―幾何学・宇宙・想像力 (第2版)

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四次元の冒険―幾何学・宇宙・想像力 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784875024033
  • NDC分類 421
  • Cコード C1040

出版社内容情報

いったい四次元とは何なのか !?
われわれの宇宙の形態は !?
タイムトラベルは可能なのか !?
平行宇宙は存在するのか !?
超能力・超常現象と四次元の関係は !?
イマジネーションは四次元に追いつけるか !?


■目次……………………………………

序◎マーティン・ガードナー

第1部 四次元
第1章 新しい方向
なぜ三なのか?
ローリング・ストーンズ「ブラック・アンド・ブルー」
実在・色・時間
プラトンの洞窟

第2章 フラットランド
アボット・アボット氏の国
スクエア氏、ラインランドへ行く
三次元からの使者
フラットランドの厚さ
二次元諸国の概説

第3章 過ぎ去った世界
4D天使の墜落
心は3Dパターンではない
四次元幾何学と超ハエ(ハイパーフライ)
四次元サイコロを作る
超立方体の監獄
アナロジーを超えて

第4章 鏡の国
カントの左手
裏返ったスクエア氏
メビウスの発見
ネッカー立方体を凝視する
鏡の国のルディ

第5章 幽霊は超空間からやってくる
降霊術の宴
ツェルナー博士の災難
霊界=四次元論の限界
ウスペンスキーの超空間
霊媒としての空間
人間のもっとも単純な行為
チャールズ・ヒントンの数奇な生涯

第2部 空間
第6章 世界を作っているもの
空間は空虚か?
エーテルの風
アインシュタインの弁明
二次元ギロチン
物質が空間を曲げる
クリフォードの幾何力学
渦輪の結び目
エーテル噴水

第7章 空間の形
三種類の曲率
境界のない有限
地下室の宇宙
超球体空間の内側で
双曲線空間と擬球
圧縮された無限世界
ゼノンのパラドックス
エッシャーと"ガブリエルのホルン"
ゲンコツの上の銀河系

第8章 別世界への魔法の扉
魔法の扉の宇宙論
スクエア氏とウナのロマンス
ガラスボールとブラックホール
宇宙の虫喰い穴
別世界は存在するのか?
世界と世界が出逢う
別世界を確認するための三つの方法
非対称性を求めて

第3部 方法
第9章 時空日記
◎1982年11月15日(月)――時間を殺す
◎1982年11月16日(火)――宇宙を積み重ねる
◎1982年11月17日(水)――運動は存在しない
◎1982年11月18日(木)――時空を読む?
◎1982年11月19日(金)――ゲーデルの言葉
◎1982年11月22日(月)――客観的現在はない
◎1982年11月23日(火)――時空をスライスする
◎1982年11月24日(水)――"よその場所"を考える
◎1982年11月30日(火)――永遠を垣間見る

第10章 タイムトラベルとテレパシー
タイムトラベルとFTL旅行
イエスでありノーである
机の上の二つのタイムマシン
パラドックスの抜け穴
閉じた因果ループ
時間を逆行する粒子
メイジー・グリーブスの場合
時計仕掛けの宇宙
『易経』と共時性
宇宙は書物である
素粒子の隠れた変数
テレパシーの幻影

第11章 実在とは何か?
唯心論的世界観の復活
事実空間
世界状態
物体は情報を包含している
ウィリンクとカントール
ヒルベルトの無限次元空間

パズル解答篇

訳者あとがき――物理的空間◎竹沢攻一
監訳者あとがき――ラッカーのゲーデル的SF世界◎金子務
参考文献

内容説明

論理数学者、SFの鬼才ラッカーの時空学入門。あなたの想像力に挑戦!付録にイラストレーション、パズル、アンソロジー満載。

目次

第1部 四次元(新しい方向;フラットランド;過ぎ去った世界 ほか)
第2部 空間(世界を作っているもの;空間の形;別世界への魔法の扉)
第3部 方法(時空日記;タイムトラベルとテレパシー;実在とは何か?)

著者等紹介

ラッカー,ルディ[ラッカー,ルディ][Rucker,Rudy]
1946年3月22日、ケンタッキー州ルイヴィル生まれ。ニュージャージー州ラトガーズ大学博士課程修了、72年からニューヨーク州立大学助教授。その後各地の大学での教職をへて、現在はカリフォルニア州サン・ホゼ大学准教授。おもな数学的興味は超限基数と高次空間に向けられ、論理数学でラトガースから学位を得ている。SFの処女長編は1980年の『ホワイトライト』、以降サイバーバンクSFの中心的作家として作品の発表を続け、82年の『ソフトウェア』ではフィリップ・K・ディック賞を受賞した

金子務[カネコツトム]
1957年東京大学教養学部科学史・科学哲学分科卒業。読売新聞記者、中央公論社編集者をへて、現在、大阪府立大学名誉教授、科学思想史専攻

竹沢攻一[タケザワコウイチ]
1943年、新潟県上越市に生まれる。66年、新潟大学理学部物理学科卒業。68年、大阪大学大学院理学研究科修士課程修了。物性物理学を専攻する。おもな研究・興味の対象は液体論および物理教育。2005年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

4
四次元人が三次元を訪れ、立方体と呼ぶものを見たとしたら、この立方体なるものはなぜ同じ形でいられるのか、と疑問に思うだろう。SF作家かつ数学者の著者は、アボット『フラットランド』の二次元人をベースとし、三次元人が二次元を、さらに四次元人が三次元を、と一次元ずつ上げながら読者を四次元へと導く。多くの図版とボルヘスらの引用を駆使する言葉の導きで読み進むと、映画『インターステラー』後半に出て来るブラックホール内に出現する四次元化した無限の長さを持つマーフィーの部屋が、脳内で映画よりさらに動的に展開するから面白い。2018/10/10

アドソ

0
実は20年前から読みたかったが買いそびれ、2008年に改版されたものを入手。3次元世界の我々から見た「フラットランド」の話をベースに、四次元の世界をイメージする練習。anaとcataの方向、というのはうまい表現。概念は言葉があって初めて理解できる。ラッカーの宇宙観、生命観は、彼の作品を理解するのに役立つかも。2010/10/31

macaxupo

0
意外と読みやすかった. 1 次元 → 2 次元ときたら → 4 次元が自然な気がするんだが..

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