作品を読んで考えるイギリス児童文学講座<br> 芽吹きはじめたファンタジー

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作品を読んで考えるイギリス児童文学講座
芽吹きはじめたファンタジー

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  • サイズ B6判/ページ数 242,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784882842248
  • NDC分類 909.023
  • Cコード C0098

内容説明

児童文学の王国進化の謎に迫る。第2巻は、ヴィクトリア朝とその前後。シャーウッドからキャロルを経て、キプリングまでの約1世紀。

目次

芽吹きはじめたファンタジー―ヴィクトリア朝とその前後
1814『幼子ヘンリーとその召使』―御用作家からの脱却をめざして メアリ・マーサ・シャーウッド
1855『自然寓話集』―ヨークシャーの英国国教会のサロンのなかで マーガレット・ギャティ
1865『不思議の国のアリス』―オックスフォードで生まれたノンセンス ルイス・キャロル
1879「ジャカネイプス」―ヴィクトリア朝を代表する家庭物語の完成者 ジュリアーナ・ホレイシア・ユーイング
1901『キム』―ヴィクトリア朝と現代をつないで ラドヤード・キプリング

著者等紹介

中野節子[ナカノセツコ]
1941年、東京都生まれ。東京学芸大学学芸学部英語科卒業。東京学芸大学大学院修士課程英語教育学専攻修了。大妻女子大学短期大学部教授。イギリス児童文学、ウェールズ物語文学を専攻領域とする

水井雅子[ミズイマサコ]
1948年、茨城県生まれ。成蹊大学文学部卒業。成蹊大学大学院修士課程英米文学専攻修了。金沢学院大学基礎教育機構・金沢学院大学文学部大学院教授。イギリス児童文学(とくにファンタジーの分野)を専攻領域とする

吉井紀子[ヨシイノリコ]
1942年、神奈川県生まれ。和洋女子大学文家政学部英文学科卒業。東洋大学大学院修士課程文学専攻修了。和洋女子大学、大妻女子大学、日本大学非常勤講師。イギリス児童文学を専攻領域とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こつ

13
シリーズ2作目。不思議の国のアリスでお馴染みのキャロルの生い立ちや性格まで伺えて興味深かったです。写真見ても繊細そうな顔してます。その他今まで知らなかった作家や作品のことが時代を含めて考察できて面白いです。アンデルセンとディケンズに交流があったなんてなんだか不思議です。へー。2021/10/16

kaizen@名古屋de朝活読書会

2
不思議の国のアリスの情報はいろいろ参考になる。 タートルスープの歌は面白かった2010/06/07

クマケン

1
ルイスキャロルまで読了2022/05/01

kozawa

1
19世紀英児童文学。当然アリス含む。作家と作品と歴史。いいわー2010/06/22

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