内容説明
マスコミが殺す1万人!死にたいとおもっている自分に思わず笑ってしまう!この本は流行性自殺の予防接種だ。
目次
第1章 自殺のアウトライン(マスコミが殺す一万人;人はなぜ自殺するのか…六種類の自殺;自己愛的自殺;自己犠牲的自殺;攻撃的自殺 ほか)
第2章 自殺の予防接種(山上憶良の歌;世の中の憂きたびごとに身を投げば…;世をすつる人はまことにすつるかわ…;富貴貧賤;死んで花実がさくものか… ほか)
著者等紹介
的場光昭[マトバミツアキ]
昭和29(1954)年、北海道上川郡愛別町生まれ。北海道大学経済学部中退。旭川医科大学卒。日本麻酔学界専門医・日本ペインクリニック学界専門医。医療法人健光会旭川ペインクリニック病院理事長。長年にわたり地元誌『北海道経済』巻末コラム執筆、西部邁事務所発刊の『北の発言』の協力執筆者、全国誌では『発言者』、『正論』などに投稿原稿が掲載されるなど、日常診療のかたわら執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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moco
3
偏りまくってたけど、キライじゃない2021/12/27
ケロたん
2
自身の病気、娘の難病、嫁との喧嘩、そのたもろもろで消えてなくなりたい。。。元気を頂きました。少し哲学ぽい内容ですが。2014/09/28
くろほ
0
青年期から四十代後半(というより現在)まで時どき鬱状態に悩み、自殺願望の強かった経験があるという著者。本書では、そんな著者が人生の中で得て来た、「自殺すべきでない理由」が述べられている。自殺を防ぐには、正しい自殺の知識の獲得はもちろんのこと、教養を身につけ、人生に最も重要なものに気づくことが必要だという。つまり、「先人(や著者)がどれだけ深く悩んで生きた(あるいは死んだ)かも知らず、簡単に命を捨ててんじゃねーよ」ということだ。自殺に関する書籍は何冊か読んできたが、一番王道の「自殺の止め方」だと思った。