「子供」の図像学

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  • サイズ A5判/ページ数 414p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887217454
  • NDC分類 702.3
  • Cコード C0070

内容説明

ぴいぴい泣いたり戻したり、卑しかったり可愛らしかったり、泣いたり笑ったり、気まぐれで、遊び好きで、真剣で、希望でもあり哀歌でもある…。古代の壺絵から“ゲルニカ”まで。西洋美術に表現された、イメージのなかの子供たち。二〇〇点を数える美麗な図版とともに織りなす画期的な美術論。

目次

おもに親たちについて
第1部 子供たち―かよわきもの(保護の対象;罪なき犠牲者たち;哀悼と慰め)
第2部 子供時代―その諸段階(「人間性の最悪の状態」―産着に包まれた赤ん坊;最初の一歩と歩行器;「じっとしているほうがよい」―遊ぶ子供と大人の笑い;泣いているジャンと笑うジャン)
第3部 小さな大人たち(王家の子供たちの肖像)
シャボン玉

著者等紹介

ラングミュア,エリカ[ラングミュア,エリカ][Langmuir,Erika]
ポーランドに生まれ、フランスと合衆国で育つ。16世紀イタリアの画家ニッコロ・デッラーバテに関する研究でスタンフォード大学の博士号を取得。1968年、クレス財団奨学金を得てロンドンのウォーバーグ研究所の研究員となる。サセックス大学で教えたのち、英国放送大学(オープン・ユニヴァーシティ)の美術史講座主任教授、1988年からはロンドン・ナショナル・ギャラリーの教育部門主任を務め、OBE(大英帝国勲位)を得た。1995年の引退後は、ナショナル・ギャラリー出版局顧問として執筆・監修に従事、また、当時の館長ニール・マグレガーに協力してBBCテレビの美術番組“Making Masterpieces(名作のできるまで)”(1997)や“Seeing Salvation(救済をみつめて)”(2000)を制作した。2007年からはイタリアで暮らしている

高橋裕子[タカハシヒロコ]
上智大学文学部史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。西洋美術史専攻。現在、学習院大学文学部哲学科教授。著書は『世紀末の赤毛連盟―象徴としての髪』(岩波書店、1996)、『イギリス美術』(同、1998、サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

梟をめぐる読書

5
古代の宗教画から現代の広告まで幅広く「子供」が表象されている図像を取り上げ、そのイメージの意味を読み解くことでアリエスの主張(『<子供>の誕生』)を鮮やかに覆す一冊。「保護の対象になるか弱きもの」としての<子供>のイメージは、やはり古代~中世にも存在していたのだ。とはいえ、「純真無垢」のイメージで子供が表されるようになったのはいつ頃なのか、バルテュスのパンチラ少女が背伸びした「笑劇」の対象ではなくスキャンダルとして扱われるようになったのは何故なのか、など「この視点で論じて欲しかった」点もちらほら。2012/08/24

つだしょ

1
内容の印象は残りづらいが、とりあげられている図版、テーマ(例えば章のタイトル)が面白い。第五章の歩行器、終章のシャボン玉への着眼。イギリスのレイノルズやケインズバラなどの「ファンシー・ピクチャー」は、ムリーリョ(「アルゴリャのゲームへの誘い」)に源があるというのはどうだろうか?[p251など]。「子供」について美術的側面からの資料、考察。ただし、欧米に限られている。原題は"Imagining Childhood"。2014/10/20

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