内容説明
働く場と生活・地域の場から性を語った、生活感のある内容。カミングアウトの方法論ともいえる内容をわかりやすく具体的に描き、性的マイノリティをめぐる対話運動のあり方を示唆。性的マイノリティの子どもと親との正面からの向かい合いのあり方を示す、など、これまでにない内容の本。
目次
僕と私のカミングアウト（どんどん人と出会っていこう！；人間として毎日を生きる私）
対談 伊藤真美子＆杉山貴士―人と人との「生活感あるつながり」を考える
補論（ゲイが働く、ということ；ゲイムーブメントをどう見るか；つながりを再考する；ゲイと政治；足場はどこか？）
著者等紹介
伊藤真美子［イトウマミコ］
１９６１年兵庫県生まれ。１８歳から大学進学のため大阪へ転居、以後働きながら学ぶ。２１歳から学童保育指導員（姫島姫里学童保育所、がんばれクラブ）として２３年間働く。２００５年より大阪学童保育連絡協議会の専従職員として働いている。家族は夫と長女と長男
杉山貴士［スギヤマタカシ］
１９７４年埼玉県生まれ。横浜国立大学大学院博士課程満期退学修了。現在、尼崎医療生活協同組合・理事会事務局課長、大阪千代田短期大学講師（地域福祉論）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ぴーたん
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セクシュアルマイノリティの当事者と、（別のマイノリティの）母親の対談集。ゲイって本当はどこにでもいるはずなんだけれど、特に職場ではカミングアウトできずにノンケとして暮らしている。パレードじゃなく、普段の利害関係のある場所でどう活動していけるのか。確かに、うちの職場にも少数には打ち明けている人はいても全体にカミングアウトしてはいなかったなぁ。日常でセクシュアルマイノリティの人たちがどんな風に考えているのか参考になりました。2011/12/02
