歌姫コンシュエロ―愛と冒険の旅〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 736p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894346307
  • NDC分類 958
  • Cコード C0397

内容説明

ショパンとの生活の中で結実した、サンドの最高傑作であり、全ヨーロッパに鳴り響く音楽小説。すばらしい歌声の持ち主コンシェロが、各地を遍歴しながら成長する、女性版・フランス版『ヴィルヘルム・マイスター』。実在の作曲家ハイドンも登場。

著者等紹介

サンド,ジョルジュ[サンド,ジョルジュ][Sand,George]
1804‐76。1804年、パリに生まれる。中部フランスの田園地帯ノアンの祖母のもとで育つ。1822年、カジミール=フランソワ・デュドヴァンと結婚。1831年、パリに出、『ル・フィガロ』紙に寄稿を始める。1832年、G・サンドの筆名で『アンディアナ』を出版、文壇にデビュー。1833年、メリメとの短い関係を経て、ミュッセとの関係(~35年)。1836年、夫との別居協定が法的に成立。この頃リスト、マリ・ダグー伯爵夫人、ドラクロワらと交流。1838年、二人の子どもたちを伴って、ショパンとマヨルカ島でひと創刊。1843年、大作『コンシュエロ』を完成。1847年、家族のに暮らし、豊かな創作時期を過ごす。1841年、P・ルルー、L・ヴィアルドとともに『独立評論』誌を創刊。1843年、家族の前史まで遡る自伝『わが生涯の歴史』の執筆に着手(54年連載開始)。1848年二月革命勃発、臨時革命政府メンバーの傍で積極的に活動。1849年『捨て子フランソワ』がオデオン座で大成功を収める。1850年、彫刻家マンソーとの関係が始まる。1852年、政治犯の恩赦を求めてナポレオン3世に謁見。1864年『ヴィルメール侯爵』がオデオン座で大成功。この頃デュマ・フィス、フロベール、ツルゲーネフらと交流。1876年死去

持田明子[モチダアキコ]
1969年東京大学大学院博士課程中退。現在九州産業大学国際文化学部教授。専攻はフランス文学

大野一道[オオノカズミチ]
1941年東京都生。1967年東京大学大学院修士課程修了。現在中央大学教授。専攻は近代フランス文学

原好男[ハラヨシオ]
1940年大分県生。1971年東京大学大学院博士課程中退。立教大学名誉教授。専攻はフランス18世紀文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

加納恭史

15
ジョルジュ・サンドはショパンと出会って、影響を与えたという。それをこの音楽をテーマにした小説にしたのだ。それは下巻の話で、上巻のボヘミア編ではまだない。ボヘミアの貴族アルベルトに理想社会の実現の幻想がある。彼は異端フス派の指導者ヤン・ジシュカの生まれ変わりと信じている。ジシュカは強大なカトリック勢力に反抗しただけでなく、カトリックと連携して民衆を搾取、弾圧した大貴族階級に反抗して戦った。アルベルトは自らが大貴族でありながら、自らの階級を否定して、全ての人々が対立を超えて共に生きる理想社会の実現を夢見る。2023/07/22

加納恭史

15
昨日は、サンフラワーパーク北竜温泉で清々しい空気を吸った。両側の竜の彫刻の門は異国情緒がある。今日はお疲れが取れて、ジョルジュ・サンドの次の最高傑作のこの本を読む。彼女の小説「愛の妖精」以来、彼女の着眼点と語り口に魅了された。この本書は更に洗練されているのだろうとの予感は当たっていた。ヴェネツィア編で、スペイン生まれの貧しい少女コンシュエロはメンディカンティ教会で声楽を学ぶ。美しい声に恵まれながら謙虚な姿勢を失わない彼女はついにサン=サムエル劇場で輝かしいデビューを飾る。その栄光をつかむのは容易でない。2023/07/20

ディヴァイン

2
サンドがショパンとの愛において完成させた、前人未踏の音楽小説。主人公のコンシュエロはただ愛のためにだけ生きる。上巻は、説明ありきで少々まどろっこしいこともありますが、中盤辺りから一気に躍動感を増します。2009/03/07

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