目次
第1章 生命と力の概念
第2章 意識と力の概念
第3章 意識、体験および神経過程
第4章 把握能作
第5章 意識の担い手
第6章 形象心情としての心情
第7章 身体と精神との連関について
第8章 他者化と対象化
第9章 感覚論の基礎
第10章 科学と形而上学に関する後書き
著者等紹介
クラーゲス,ルートヴィッヒ[クラーゲス,ルートヴィッヒ][Klages,Ludwig]
1872年北ドイツのハノーファーに生まれる。ライプツィッヒ大学を経てミュンヘン大学に進み化学で学位を取得。青年期を通じて世紀転換期のミュンヘン・シュワービングで過ごし、シューラー、ヴォルフスケールらとともに宇宙論サークルの一員としてゲオルゲ、レーベントロウらとも濃密な交友関係を結んだ。学生時代からブッセらと筆跡学会を設立、筆跡学者として活動。ゲーテ、カールス、ニーチェ、バッハオーフェンらを先達としながら研究を続け、次第に性格学者、表現学者、さらに生命の哲学者として独自の立場を確立した
平澤伸一[ヒラサワシンイチ]
1947年生まれ。一橋大学経済学部卒。千葉大学医学部卒。東京女子医科大学精神医学教室助教授、東京厚生年金病院神経科部長を経て、現在、半蔵門心療クリニック院長。精神医学専攻、医学博士
吉増克實[ヨシマスカツミ]
1947年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒。東京女子医科大学精神医学教室助教授、東京女子医大東医療センター心の医療科診療部長を経て、現在、もりのひと心の医療科クリニック院長。精神医学専攻、医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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